濃い腕毛は剃っても、次の日には生えてきた毛がチクチクしてうんざり・・・
と腕の毛に中学生の頃から悩まされていた筆者。
試行錯誤して剃り方に気をつけるだけでも、チクチクを軽減できる方法にたどり着きました。
今回はチクチクしない処理方法を4つ
を紹介します。
また自己処理NG方法や腕毛脱毛におすすめのレーザー脱毛についても解説します。
使用NG!腕毛処理方法2選
「どのような道具を使用して処理を行っていますか(複数回答可)」といった質問への回答では,殆どの回答者はカミソリや毛抜きを選択している。さらにカミソリと毛抜きの両方を利用する回答者の集計を求めると,圧倒的多数でこの組み合わせが多い。
引用元:消費者意識と現状商品の差異に関する研究: 女性用シェーバーを事例として
一番多くの人に利用されているカミソリと毛抜き。
しかし、実は極力使用を避けるべき自己処理方法って知っていましたか?
1.カミソリ
誰もが自己処理で必ず1回は使ったことがあるカミソリ。
私も中学生の頃から腕の毛の処理に使っていました。
しかしカミソリは肌表面も毛と一緒に削ってしまい、継続的に使用すると肌トラブルの元となります。
普段遣いには電動シェーバー、緊急の時だけカミソリを使うようにしましょう。
2.毛抜き
毛抜きを使うと、埋没毛になる可能性があります。
また毛抜きでの処理は肌への負担が大きく、肌の黒ずみやぶつぶつを引き起こしやすくなります。
毛抜きも日頃からの処理には使わず、緊急時だけにしましょう。
自宅での腕毛、4つの自己処理方法
1.フェイスシェーバー
価格は1,000円台からあります。
中学生などでも手に入れやすく、初めてのムダ毛処理に最適なアイテムです。
フェイスシェーバー処理の手順
シェーバーで処理する前
- 肌に対し刃を垂直に当て、毛の流れに沿って剃る
- 保湿をする
フェイスシェーバーは、本来の使い方は顔の産毛を処理するものなので、とても肌に優しい設計です。
その為、しわが多く剃りにくい指や凸凹して剃りにくい肘付近も簡単に安全に処理することが出来ます。
毛の流れに沿って剃る
カミソリで剃る時ほど深剃りはできません。
肌が白い部分だと黒い点々が目立つ場合もありますが、シェーバーではここまでが限界ですね。
シェーバーで処理した後
子どもでも使えるくらい簡単・安全
事前の準備などは不要なので、ポーチに入れて置き、いつでも処理する事が出来ます。
またカミソリのように刃がむき出しになっていないため、ケガをする可能性も低いです。
簡単で安全な処理方法なので、小・中学生の初めてのムダ毛処理にもオススメですよ。
ただ、カミソリ程深く剃れない為、剃ってもつるつるにはなりません。
そのため毛が濃い方にはあまり向いていません。
2.除毛クリーム
除毛クリーム 処理の手順
除毛クリームで処理する前
- 除毛クリームを処理したいところに塗る
- 5~10分放置する
- スポンジでクリームを塗ったところをこする
- しっかりと洗い流す
除毛クリームを塗ると、肌表面にある毛が溶けます。
カミソリで剃ると毛先が鋭利になりチクチクしますが、除毛クリームは毛先が溶かされているためチクチクしません。
除毛したいところに塗るだけ
毛をカミソリで剃ってから除毛クリームを使用すると、カミソリで痛めた肌に薬品をつけることになって肌が荒れやすくなります。
カミソリと除毛クリームを同日に併用するのは避けましょう。
除毛クリームで処理した後
1番簡単につるつる肌をゲットできる
除毛クリームはデリケートゾーンや敏感肌の人にも使える商品を選ぶとよいでしょう。
また保湿成分が配合されているものを使用すれば、処理した後の肌がつるつるになります。
手順も簡単でコツもなにもいらないので、誰でも簡単につるつる肌をゲットでしますよ。
⇒ 【写真あり】除毛クリームでV・iラインのアンダーヘアと脇を処理してみた!
3.家庭用脱毛器
家庭用脱毛機 処理の手順
- ムダ毛を2~3ミリにカットする(フェイスシェーバーがオススメ)
- 保冷剤で肌を冷やす
- 光を照射する
- 保冷剤で冷やす
- 保湿する
家庭用脱毛器は、全身の毛が濃く量が多い方にオススメです。
照射後は、熱により肌が乾燥するので、必ず肌を冷やし、保湿をしましょう。
毛はその場で抜けるのでは無く、照射後約1週間後に抜け始めます。
また、メラニン色素に反応するという特性により、ほくろのある場所や日焼け肌への使用は厳禁です。
使い続けると、腕毛処理不要になる
脱毛サロンで使っている機械とメカニズムはほとんど同じです。
そのため使用を続ければ、最終的には自己処理が不要な状態になります。
ただ光の照射レベルが低い為、サロンより回数が多くかかります。
また黒い色素に反応するため、細い指毛などにはあまり効果がないこともあります。
全身の脱毛に使える
家庭用脱毛器は、本体だけで数万円します。
また消耗品である付属のライトを購入する必要があり、10万前後の出費が想定されます。
腕のみの使用だと、脱毛サロンに通った方が安く済む可能性が高いです。
4.抑毛剤
抑毛剤で減毛するにはとても時間がかかる為、除毛後に毛のチクチクを抑える目的で使用するのがオススメです。
抑毛剤の代表的な成分は大きく分けて2つです。
女性ホルモンに似た働きの「大豆イソフラボン」
1つは“大豆イソフラボン”です。
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする為、毛の成長を抑える事が出来ます。
また、大豆自体にも保湿作用があり、肌をなめらかにしてくれます。
たんぱく質をやわらかくする「パパイン酵素」
2つめは“パパイン酵素”です。
パパイン酵素にはたんぱく質を柔らかくする働きがあります。
その為、たんぱく質である毛を柔らかくし細く目立たなくします。
抑毛剤に即効性はありませんが、使い続けるうちに毛が目立たなくなり、ムダ毛処理が楽になるでしょう。
チクチクしない腕毛処理は「レーザー脱毛」と「フェイスシェーバー」がオススメ
腕は1年を通して露出することが多く、毎日のように毛を処理して肌に負担をかけてしまっています。
そのためプロに任せて脱毛してしまうのがいちばんオススメです。
おすすめのレーザー脱毛は、照射後約1週間で腕毛が抜け始めます。
抜けるまでの間は、フェイスシェーバーでサッと処理しましょう。
レーザー脱毛と光脱毛の違い
レーザー脱毛はエステサロンの光脱毛に比べて値段が高いです。
その分照射レベルが強く、少ない回数で効果を感じることができます。
⇒ フラッシュ脱毛(光脱毛)の効果と回数、レーザー脱毛との違い
違いは効果のでるスピード
レーザー脱毛と光脱毛は、メラニン色素に反応するというメカニズムは同じで、異なるのは出力の強さです。
光脱毛はレーザー脱毛に比べると出力が弱く、脱毛が終わるまでには回数がかかります。
レーザー脱毛では毛を再生する発毛組織に強い出力でアプローチするため、効率よく脱毛することが可能です。
レーザー脱毛なら腕毛は5~6回でなくなる
光脱毛で腕を施術する場合、10回から15回は必要になります。
それでも指の毛が残ってしまう方は多いです。
レーザー脱毛で腕を施術する場合、個人差はありますが、5~6回程度で脱毛が可能です。
細い毛にも働きかける為、自己処理はほとんど必要なくなります。
レーザー脱毛を受ける際の3つの注意点
1.日焼けは厳禁
レーザーはメラニン色素に反応する為、日焼け肌には施術が出来ません。
2.肌を保湿する
レーザーを当てると、強い熱が発生します。この熱により、肌が一時的に乾燥状態になる為、脱毛後はしっかりと保湿を行います。
また、あまりに肌が乾燥しているとレーザー脱毛自体出来ない可能性もある為、レーザー脱毛を受ける際はきちんと肌のコンディションを整えていきましょう。
3.脱毛期間中は毛を抜かない
毛は「生えて抜ける」を繰り返しています。
これを毛周期というのですが、いちばん元気よく生えている成長期の毛にレーザーをあてることが重要です。
脱毛期間中に毛を抜いてしまうと、この毛周期が乱れてしまう為、絶対に抜くのはNGです。
⇒ 脱毛後の自己処理はいつから?カミソリや毛抜きは使っていいの?
腕毛をレーザー脱毛で効果的に脱毛する方法
毛周期を揃えてから施術を受ける
脱毛する部位をできるだけ成長期の毛に揃える為、レーザー脱毛1回目を受ける前に、ワックス脱毛で毛を抜いてしまいましょう。
レーザー脱毛は、チクチクと毛が生え始めた時に照射するのがいちばん効果的なので、大体2~3週間前に抜くのがオススメです。
ワックスはドラックストアで1000円前後で販売しています。
抑毛効果のある保湿剤を使う
レーザー脱毛に通い始めたら、毎日の保湿はかかせません。
せっかくなら抑毛効果のある保湿剤でケアしましょう。
“大豆イソフラボン”と“パパイン酵素”の両方が入っているものがオススメです。
まとめ
- チクチクの正体は、カミソリ処理などによって「毛の先端が尖っている」から
- 家庭用脱毛器を購入しようか検討している方は、腕以外にも広範囲で使う予定があればオススメ
- ベストな腕毛処理方法は、「レーザー脱毛」と「フェイスシェーバー」
- レーザー脱毛と光脱毛では出力が異なる
- レーザー脱毛を受ける前にワックス脱毛で毛周期を揃えておくと脱毛効果が出やすい
- 腕毛のチクチクが気になったら抑毛効果のある保湿剤を使ってみる
- 保湿剤は大豆イソフラボンとパパイン酵素の両方が配合されているものを選ぶ
腕は1年を通して露出する部位なので、せっかくなら脱毛してしまいましょう。
日焼けしやすい場所でもある為、日焼けの心配が無い秋冬がいちばんの脱毛チャンスです。
クリニックでも、お得なキャンペーンを行っているところは多いので、ぜひチェックしてみてください。