間違ったすね毛の処理をすると、チクチク、かゆくなることがあります。
このページでは、肌に負担をかけない「あし」のムダ毛処理についてご紹介したいと思います。
ざっくり言うと
「すね毛」の処理方法5つ
1.フェイス、ボディシェーバー
肌が敏感な方、毛が比較的柔らかい方におススメの方法です。
カミソリに比べて肌に優しく剃れますが、深剃りが出来ない為、毛が太い方にはあまり向いていません。
【シェーバーの使い方】
- 肌と毛を柔らかくする。蒸しタオルかお風呂上りがおススメ
- 刃を直角に当て、毛の流れに沿って剃る
ボディ用のシェーバーは防水の商品が多く、フェイス用に比べ刃溝幅が大きい事が特徴です。
刃溝幅が大きいので、フェイス用より太い毛が剃りやすいです。
毛が太い方、またお風呂で処理をしたい方はボディ用、毛が細く、顔の産毛も処理したい方はフェイス用が向いています。
2.除毛クリーム
肌が強く、処理後のチクチクを抑えたい方におススメの方法です。
除毛クリームに含まれるアルカリ性の成分が毛のたんぱく質に反応して毛を溶かし、除毛を促します。
【除毛クリームの使い方】
- 水気をよく拭き、除毛したい部位にクリームを塗る
- 説明書に書いてある時間まで放置する(足の場合大体5分程)
- 薬剤をよく流し、保湿をする
除毛クリームは、たんぱく質である毛を溶かす為、同じくたんぱく質である肌にも刺激になる事があります。
刺激が心配な場合は子供でも使用可能なものや、VIOにも使用できるものがあります。
逆に、毛が太く女性用のクリームで除毛効果が得られなかった方は、メンズ用を使用してみるのも良いでしょう。
除毛クリームには、用途や肌質に合わせて様々な種類があります。
その為、商品によって放置時間や成分が大きく異なるので、説明書をよく読み、肘の内側で試すパッチテストを行う事が大切です。
3.カミソリ
自己処理の中でいちばんお金がかからず、簡単な方法です。
カミソリで足を剃る際のポイントは、刃の枚数です。刃は多いほど肌に優しく剃れます。
シェービングサロンや理髪店では一枚刃を使いますが、自己処理の場合、肌への負担と安全面を考えて刃の枚数は5~6枚が良いと思います。
【カミソリの使い方】
- 肌と毛を柔らかくする(蒸しタオルを使うかお風呂上りに)
- シェービングクリームを塗る
- 毛の流れに沿って剃る
- 抑毛効果のある保湿剤で保湿をする
お風呂の中でカミソリを使うと雑菌が入りやすくなる為、肌荒れの原因となります。
また、ボディーソープや石鹸の上からカミソリを使うと肌のバリア機能が壊れやすくなる為、必ずシェービングクリームを使用して下さい。
シェービングクリームはカミソリを滑りやすくするとともに、毛を柔らかくする効果があります。
最後に抑毛効果のある保湿剤を使用する事で、毛を生えにくく柔らかい状態に導き、処理後のチクチクを抑えます。
4.家庭用脱毛機
足以外にも処理したい部位がある方で、毛が太い方におススメです。
エステで使用する光脱毛機とメカニズムは同じですが、光の照射レベルがエステより劣ります。
その為、エステ脱毛と比べて回数がかかります。
値段も数万円と高価なので、足だけ脱毛するのであれば、エステに通った方が安く早く済みます。
【家庭用脱毛機の使い方】
- 保冷剤で脱毛する部位をよく冷やす
- 光を照射する
- 保冷剤でよく冷やす
- 抑毛効果のある保湿剤で保湿をする
光のエネルギーで熱がこもりやすい為、脱毛前後によく冷やす事が大切です。
脱毛器の光は黒いものに反応する特性があり、産毛にはあまり効果はありません。
よって毛が太く、黒い方ほど、脱毛効果を感じやすいといわれています。
このメラニンに反応するという特性から、ほくろの上や日焼け肌には照射出来ません。
膝まわりの毛を照射する際は、事前にボディスクラブで角質を除去し、片方の手で膝を引っ張りながら行うと脱毛効果が出やすいです。
5.プロに任せて脱毛する
自己処理は手間がかかるだけでなく肌にダメージを与えることもあるので、プロに任せてみるのも良いでしょう。
脱毛エステかクリニックに通う
あしのムダ毛処理を毎日の様にしている方は、脱毛エステか医療クリニックに通ってみてはいかがでしょうか。
レーザー脱毛はクリニックのみ受けられますが、エステでの光脱毛も、回数を重ねればムダ毛が気にならない程度まで脱毛できます。
完了までの早さならクリニック
スピーディーに脱毛したい方はクリニック、気軽にムダ毛を目立たなくしたい方は脱毛エステを選ぶと良いでしょう。
エステやクリニックで脱毛をしようと思うと、料金の高さがネックでしたが、ここ数年でだいぶ料金が安くなり、部位によっては自己処理を続けるよりリーズナブルです。
また脱毛技術の進歩により、痛みも以前に比べ軽減されました。
エステ・クリニックなら肌をいたわりながら脱毛できる
エステでやクリニックで行う脱毛では、一時的に肌の水分量が下がり、乾燥しやすくなることもあります。
しかし、これからずっと自己処理を続ける事を考えれば、エステやクリニックでの脱毛の方が、肌に負担をかけずに毛の処理が出来るといえます。
金銭面、手間、肌への負担などをトータルで考えると、自己処理よりエステやクリニックに通う事をおススメします。
ムダ毛処理後のおススメ保湿剤
基本的にムダ毛処理後には、ムダ毛を目立たなくする抑毛効果のある保湿剤が適していますが、特にあしが乾燥して困っている方には、「セラミド配合」の保湿剤がぴったりです。
人の皮膚には大きく分けて3つの保湿因子があります。
- 皮脂(2~3%)
- NMF天然保湿因子(アミノ酸、尿素など 17~18%)
- セラミド(80%)
()内の数字は保湿の役割を占める割合です。
このように、セラミドが皮膚の保湿の80%を占めています。高級美容オイルを塗るより、安価なセラミド配合化粧水を塗る方が、しっとりすることもあります。
セラミドにも種類があり、いちばん親和性があるのが天然セラミドですが、高価なものが多い為、疑似セラミド配合のものをたっぷり塗る方法もおススメです。
あしの乾燥に困っている方はぜひ試してみて下さい。
ところで話は変わりますが
なぜムダ毛処理であしが乾燥するのかと言うと、必要な角質まで奪ってしまうからです。
人の皮膚にはターンオーバーがあり、新しい皮膚が出来ると古い皮膚は自然に剥がれる仕組みになっています。
間違った自己処理をすると、この仕組みを早めてしまうので、乾燥してしまうのです。
その為、ムダ毛処理後は必ず保湿をし、肌に負担をかけないようにしましょう。
まとめ
- 毎日のように自己処理をしているなら、脱毛エステやクリニックへ
- レーザー脱毛はクリニックでしか受けられないが、エステサロンでもほとんど毛が気にならないレベルまで脱毛する事が可能
- あしの乾燥が気になる際はセラミド配合の保湿剤がおススメ
- ムダ毛処理後にあしが乾燥する原因は、必要な角質を奪ってしまうから
あしは特に乾燥しやすい部位ですが、カミソリでの処理など自己流のケアで更に乾燥しやすくなります。
少し意識するだけで、処理後のチクチクや、乾燥によるざらつきがなくなるかもしれません。
あしにコンプレックスがある方は、ぜひ参考にしてみてください。