ムダ毛処理の方法は、剃る・抜く・薬剤で溶かすなどの6つがあります。
さらに大きく分けると、自分で行う「自己処理」と、サロンや医療クリニックで行う「プロに頼む」の2つです。
それでは、今さら聞けないムダ毛処理のやり方をおさらいしましょう!
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おすすめ度 |
1.毛を剃る | カミソリ | ★★★☆☆ |
シェーバー | ★★★☆☆ | |
2.毛を抜く | 毛抜き | ★☆☆☆☆ |
ワックス脱毛 | ★★☆☆☆ | |
3.毛に熱を伝える | 家庭用脱毛器 | ★★★★☆ |
ヒートカッター | ★★☆☆☆ | |
4.薬剤を使う | 除毛クリーム | ★★☆☆☆ |
抑毛剤 | ★☆☆☆☆ | |
脱色剤 | ★☆☆☆☆ | |
5.エステサロン | ニードル脱毛(美容電気針) | ★★★☆☆ |
ワックス脱毛 | ★★★☆☆ | |
フラッシュ脱毛 | ★★★★☆ | |
6.医療クリニック | ニードル脱毛(絶縁針) | ★★★☆☆ |
レーザー脱毛 | ★★★★★ |
ムダ毛処理の方法1『毛を剃る』
刃を使って毛を剃る方法で、メリットは「気になったときに処理でき、即効性がある」ことです。
また、カミソリは100円でも買えるなど比較的安価です。
デメリットは「肌を削ってしまう可能性がある」ことです。
気軽に処理できる分、使い方には注意が必要です。
カミソリ
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
費用の目安 | 100円~800円 |
時間 ※ひざ下の場合 |
5分~10分 |
カミソリを使った処理方法
- ジェルやシェービングクリームで肌を濡らし、毛を寝かせる
- 毛の流れに沿って、足であれば膝からくるぶしに向けて剃っていく
- 洗い流し、肌を保湿する
- 2週間に1回刃を換える(使用頻度や毛の濃さにもよるため、あくまで目安)
カミソリはお風呂場に置かないこと
肌トラブルを防ぐため、カミソリで毛を剃る際は、毛を柔らかくすることが大切です。
脇などの硬い毛は、剃る前に蒸しタオルなどで柔らかくしておきましょう。
また、お風呂の中で処理する方が多いですが、雑菌が繁殖して毛穴が炎症する可能性があるため、衛生面を考えるとおすすめできません。
どうしてもお風呂で処理したい方は、カミソリをお風呂に置きっぱなしにしないことです。
処理後は肌を鎮静してくれる保湿剤を塗るようにしましょう。
シェーバー
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
費用の目安 | 2,000円~5,000円 |
時間 ※ひざ下の場合 |
5分~10分 |
シェーバーを使った処理方法
- 基本的にジェルやシェービングクリームなど下準備は不要
- 毛の流れに沿って刃を垂直に当てる
- 肌を保湿する
- 刃は1年半ごとに換える(使用頻度や毛の濃さにもよるため、あくまで目安)
シェーバーは産毛におすすめ
シェーバーはカミソリと違い、刃にガードがついているため、直接肌に刃が当たりません。
そのため、乾燥肌など肌が弱い方におすすめです。
基本的にジェルやシェービングクリームなどは不要ですが、中には使用できるものもあり、そちらの方が毛をより深く剃ることができます。
カミソリよりは肌に優しいですが、同じように処理後は毛がチクチクしやすいため、産毛の部位や毛が細い方に向いています。
ムダ毛処理の方法2『毛を抜く』
毛を根元から抜けば、痛みを伴うものの大体1週間は生えてきません。
メリットは「持続性がある」ことで、デメリットは「抜く際に肌に負担がかかり、毛穴に炎症が起きやすい」ことです。
毛抜き
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
費用の目安 | 100円程度 |
時間 ※ひざ下の場合 |
30分~60分 |
毛抜きを使った処理方法
- 毛穴を開かせるため、お風呂上りに行う。または蒸しタオルで肌を温める
- 毛の流れに沿って毛を抜く
- 肌を鎮静してくれる保湿剤を塗る
毛抜きのあとは必ずクールダウンを
結論からいうとあまりおすすめできません。
毛穴が炎症になったり、赤いぶつぶつや色素沈着を引き起こしやすいからです。
抜いたあとは必ず、保湿やクールダウンを行うようにしましょう。
ワックス脱毛
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
費用の目安 | 2,000~5,000円 |
時間 ※ひざ下の場合 |
20分~30分 |
ワックスを使った処理方法
- 肌の汚れを取り除き、水分をよく拭く
- ベビーパウダーをはたく
- 毛の流れに沿うようにワックスを塗る
- 専用シートを毛の流れに沿うように押し付ける
- 片手で皮膚をはり、毛の流れと逆方向に一気にはがす
- 肌を鎮静してくれる保湿剤を塗る
ワックス処理のコツ
一見簡単そうに見えますが、意外と難しいです。
重要なのは、肌に水分を残さないことと、一気にシートを剥がすこと。
また、毛を1~2㎝まで伸ばすのもきれいに抜くためのポイントです。
ムダ毛処理の方法3『毛に熱を伝える』
毛はタンパク質でできているため熱に弱いです。
効果がある分、使用する際は慎重に行うことが大切です。
メリットは「処理効果が高い」こと、デメリットは「火傷などのトラブルがある」「自己処理の中では比較的費用がかかる」ことです。
家庭用脱毛器
おすすめ度 | ★★★★☆ |
費用の目安 | 50,000円~10,000円 |
時間 ※ひざ下の場合 |
20分~30分 |
家庭用脱毛器を使った処理方法
- 毛を剃る(深く剃りすぎない)
- 保冷剤や冷たいタオルなどで肌を冷やす
- サングラスを装着する
- 照射
- 肌を冷やす
- 保湿する
- 脱毛後5日~1週間後に抜ける
家庭用脱毛器を使う際は火傷に注意
黒いものに反応する光を肌に照射する仕組みで、脱毛サロンで使用する機械との違いは光の強さです。
サロンに比べて効果は劣りますが、自宅にいながら安価で脱毛できるととても人気が高いです。
また、ビキニラインやOラインの脱毛など、見られることに抵抗がある部位を脱毛するのにもおすすめです。
火傷を防ぐため、脱毛前後にしっかり冷やすことが大切です。
ヒートカッター
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
費用の目安 | 2,000円~4,000円 |
時間 ※ビキニラインの場合 |
10分~15分 |
ヒートカッターを使った処理方法
- 理想の毛の長さを決める
- コームで毛をとかし、焼き切る
ヒートカッターはビキニラインにおすすめ
ヒートカッターは別名をビキニライントリマーともいい、使用はとても簡単です。
脱毛や剃毛ではなく、毛を少なくすることを目的としています。
切り口が丸いという特徴から、ハサミで切るよりチクチクせず、ふんわりした仕上がりになります。
毛を焼く独特な匂いがするため、匂いに敏感な方は注意が必要です。
⇒ 【写真付き】アンダーヘアをヒートカッターできれいに!使い方・購入方法まとめ
ムダ毛処理の方法4『薬剤を使う』
薬剤を使って毛を目立たなくする方法もあります。
メリットは「手軽にできる」「広範囲の処理ができる」こと、デメリットは「肌が弱いと使えない」「コスパはあまり良くない」ことです。
除毛クリーム
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
費用の目安 | 500円~1,000円 |
時間 ※ひざ下の場合 |
10分~20分 |
除毛クリームを使った処理方法
- パッチテストをする
- 水分をよくふき取る
- 除毛クリームを塗る(5~10分)
- ふき取り、洗い流す
- 肌を保湿する
除毛クリームは必ずパッチテストを
アルカリ性のチオグリコールなどが配合されており、毛を溶かして処理します。
即効性がありますが、その分刺激も強いので、肌が弱い方にはあまりおすすめできません。
使用する前に、必ずパッチテストを行うことが重要です。
抑毛剤
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
費用の目安 | 500円~1,000円 |
時間 ※ひざ下の場合 |
5分~15分 |
抑毛剤は塗るだけですから、これといった使用手順はありません。
大豆イソフラボンやパイナップル酵素などが配合されている保湿クリームやローションを直接肌に塗ることで、毛の成長を遅らせます。
手軽で安全ですが、この方法だけで毛を目立たなくするには時間がかかりすぎ、あまりおすすめではありません。
脱色剤
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
費用の目安 | 500円~1,000円 |
時間 ※ひざ下の場合 |
30分 |
脱色剤を使った処理方法
- 脱色クリームの液を混ぜる
- パッチテストを行う
- 説明書通りに時間を置いたら、クリームを取り除きぬるま湯か水で洗い流す
- 保湿をする
お湯で流すのはNG
毛を脱色して、目立たなくさせる方法です。
脱色剤は肌に刺激があるため、必ずパッチテストを行います。
肌への負担を減らすため、石鹸やボディーソープの使用や、お湯で流すことはNGです。
肌への負担や、毛が表面からなくなるわけではないことを考えると、こちらもあまりおすすめではありません。
ムダ毛処理の方法5『エステサロン』
ニードル脱毛(美容電気針)
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
費用の目安 ※ひざ下1コース |
20,000円~500,000円 |
時間 ※ひざ下1回の場合 |
60分~120分 |
逆さまつ毛の治療のために開発された、最も歴史がある脱毛法で、ニードルと呼ばれる針を毛包に挿入し1本1本毛を処理します。
メリットは「確実に脱毛できる」こと、デメリットは「料金が高い」「痛みを強く感じることがある」「施術者によって効果にばらつきがある」ことです。
一見デメリットの方が多いですが、高い脱毛効果を望む方におすすめです。
また、施術に時間がかかるため、全身脱毛より脇だけなど限られた部位の脱毛に向いています。
ワックス脱毛
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
費用の目安 ※ひざ下1コース |
5,000円~10,000円 |
時間 ※ひざ下1回の場合 |
10分~30分 |
松ヤニなどを使用して毛を抜いていきます。
自宅でもできますが、コツがいるためプロに頼んだ方が仕上がりがきれいです。
メリットは「その場で綺麗になる」「広範囲の処理が可能」なこと、デメリットは「抜くだけなのでまた生えてくる」「痛みを伴う」ことです。
フラッシュ脱毛
おすすめ度 | ★★★★☆ |
費用の目安 ※ひざ下1コース |
50,000円~100,000円 |
時間 ※ひざ下1回の場合 |
10分~30分 |
家庭用脱毛器と同じく、黒いものに反応する光を肌に照射し、毛根にダメージを与えます。
照射後5日~1週間で毛が抜け落ちます。
比較的安価で脱毛ができると人気が高い脱毛法です。
メリットは「プロに頼む方法の中では比較的安価」「痛みを感じにくい」「広範囲の処理が可能」なこと、デメリットは「日焼けしている部位には施術不可」「永久脱毛ではない」ということです。
ムダ毛処理の方法6『医療クリニック』
ニードル脱毛(絶縁針)
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
費用の目安 ※ひざ下1コース |
200,000円~500,000円 |
時間 ※ひざ下1回の場合 |
60分~120分 |
エステサロンと同じく、針を毛包に挿入し1本1本毛を処理する方法です。
エステサロンとの大きな違いは、絶縁針という肌に熱が伝わらない針を使用することです。
ただし技術者不足やレーザー脱毛の普及で、現在医療クリニックで取り扱っている場所は少なくなっています。
メリットは「永久脱毛が可能」「白髪や日焼けしている肌にも施術可能」なこと、デメリットは「施術可能なクリニックが少ない」「料金が高い」ことです。
ニードル脱毛がしたいけれど、肌トラブルの対処が心配な方はクリニックがおすすめです。
レーザー脱毛
おすすめ度 | ★★★★★ |
費用の目安 ※ひざ下1コース |
10,000円~20,000円 |
時間 ※ひざ下1回の場合 |
10分~30分 |
フラッシュ脱毛と同じ原理ですが、光のパワーが強いため永久脱毛が可能です。
また、1度に広範囲の脱毛が可能で、短時間で永久脱毛ができます。
メリットは「永久脱毛が可能」「短期間で処理できる」こと、デメリットは「痛みを伴う可能性がある」ことですが、痛みを和らげるために麻酔を使うこともできます。
初回キャンペーンや紹介キャンペーンなどを積極的に行っているクリニックも多いため、料金も以前より下がっており、おすすめの脱毛法です。
脱毛効果の高い組み合わせ
クリニックやサロンで脱毛を受ける1~2週間前に、施術をする部位に自宅でワックス脱毛を行うと脱毛効果が高まります。
その理由は、「成長期の毛にダメージを与えることができる」からです。
毛には毛周期というものがあり、成長期→退行期→休止期の3段階に分かれます。
この中で高い脱毛効果が得られるのは成長期の毛といわれており、脱毛予定日の1~2週間前にすべて毛を抜いてしまうことで、成長期の状態で当日を迎えることができます。
また、脱毛期間中は自宅で抑毛ローションなどを使い、保湿ケアを行うことも効果的です。
まとめ
- カミソリは雑菌が繁殖し、肌に負担をかけるためお風呂場に置かない
- 自己処理後は必ず保湿をする
- 薬剤を使った処理は敏感肌の方にはおすすめできない
- 永久脱毛はクリニックのみ可能
- “自己処理”と“サロンやクリニックでの処理”を組み合わせると、さらに脱毛効果が上がる
すべてのムダ毛処理法にメリットとデメリットがあるため、それぞれの特徴を活かしうまく組み合わせることが、綺麗への近道です!
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おすすめ度 |
1.毛を剃る | カミソリ | ★★★☆☆ |
シェーバー | ★★★☆☆ | |
2.毛を抜く | 毛抜き | ★☆☆☆☆ |
ワックス脱毛 | ★★☆☆☆ | |
3.毛に熱を伝える | 家庭用脱毛器 | ★★★★☆ |
ヒートカッター | ★★☆☆☆ | |
4.薬剤を使う | 除毛クリーム | ★★☆☆☆ |
抑毛剤 | ★☆☆☆☆ | |
脱色剤 | ★☆☆☆☆ | |
5.エステサロン | ニードル脱毛(美容電気針) | ★★★☆☆ |
ワックス脱毛 | ★★★☆☆ | |
フラッシュ脱毛 | ★★★★☆ | |
6.医療クリニック | ニードル脱毛(絶縁針) | ★★★☆☆ |
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