「脱毛サロンや医療クリニックに興味はあるけど、失敗したらどうしよう」と不安を感じている人は多いと思います。
毛を「なくす」ものだけに、失敗したら取り返しがつきません。
そこで、口コミなどから脱毛の失敗談をピックアップして「なぜ失敗したのか」を徹底検証。
VIO・脇といった部位別の失敗例を分析するとともに、失敗しないためのサロン選びのポイントをご紹介します。
ざっくり言うと
部位別、脱毛失敗談
まず脱毛の失敗に関する口コミを調べていて分かったことは、次の3点です。
- 失敗したという口コミは光脱毛よりも医療レーザー脱毛に多い
- 施術自体が失敗して取り返しがつかなくなった人は、本当にごく一部
- 施術よりもサロン・クリニック選びに失敗したと感じている人が多い
光脱毛よりも医療レーザー脱毛の方が、1回の施術で得られる効果が高いです。
そのため目に見えて効果が分かりやすい分、失敗した場合も目立ってしまい、医療レーザー脱毛の方が失敗談が多くなっています。
ここでは医療レーザー脱毛や光脱毛など、プロの施術を受けて失敗した事例とともに、同じ失敗をしないための対策をまとめています。
VIO脱毛の失敗談
事前の自己処理は慎重に
Vラインは「ビキニライン」と呼ばれる部分で、下着の両サイドからはみ出す部分の毛を指します。
最近ではただ毛をなくすのではなく、逆三角形や卵型に整えたり、面積を小さくする人が多いため、形のバランスなども重要な脱毛部位です。
そこで次のような失敗が起こっています。
自己処理が形を決める
(前略)
本日Vライン脱毛してきました。
先生と事前確認をしっかりしていなかったため、脱毛してほしくない部分(前面)にも照射されてしまいました。
処置も後半になってようやくそのことに気付き、ストップをかけましたが、かなり照射された後なので不安になっています。(後略)
この口コミを投稿した方は初めて施術を受けるため、どのくらい自己処理していったら良いか分からず、適当に剃って行ったため脱毛したくない部分に照射されてしまったようです。
まず事前に知っておくべき知識として、サロンで施術を受ける前には「どれくらいの面積で、どのような形にするか」を自分で決めて、自己処理をしていく必要があります。
スタッフは「自己処理されている部分は毛がいらない所」と判断して施術を行うため、絶対に自己処理で自分の理想のVラインの形に仕上げておかなければなりません。
もし自分で上手に形を整えられない場合には、アンダースタイルガイドを使えば簡単に好きな形に自己処理できます!
⇒ 【写真付き】1,000円以下で買える!Vラインの型紙「アンダースタイルガイド」を徹底解説
当日スタッフと綿密に相談
もし自己処理で剃りすぎてしまったら、スタッフにその旨を伝えれば、希望のラインにマーカーで印をつけてくれます。
要望は「あと1cm外側」という感じで細かく伝えましょう。
これで自分の希望していない部分に照射される失敗はなくなります!
iラインはツルツル?毛を残す?
粘膜部分であり、肌が敏感な「デリケートゾーン」と呼ばれるI・Oラインに関しては、次のような失敗談もありました。
ツルツルにするとかぶれることも
(前略)
私は肌が弱く毛があるほうがクッションになっていたので、今かなりIラインはつるつるなんですが毎回生理後に痒みがすごいです。
今さらIはやめるか悩んでます。
(後略)
これは医療レーザー脱毛でIラインを脱毛した方の口コミです。
医療レーザー脱毛は効果が強く、1回でなくなる毛の量が光脱毛よりも多いです。
そのためツルツルを目指すわけではなく、自然と毛の量を調整したい人には
「ここまで減らすつもりじゃなかったのに・・・」
となってしまうケースもあります。
光脱毛で徐々に減らして様子を見る
光脱毛なら時間をかけて少しずつ減らしていくため、ツルツルにするか毛を残すか迷っている人などは、様子を見ながら施術していくことが可能です。
どこまで脱毛したいのかを考え、自分に合った脱毛方法を見つけましょう。
光脱毛なら様子を見ながら毛を残すことも、ツルツルにすることも可能なので失敗なしです!
「VIOの形や男性の反応」について、詳しくまとめた記事はこちら☟
脇脱毛の失敗談
脱毛人気NO1部位のわき脱毛ですが、口コミを見ていても施術の失敗やトラブルは見当たりませんでした。
ただ「わき脱毛をしたらワキガになる」という噂を心配する声が多く、次のような口コミを見つけました。
「脱毛するとワキガになる」は嘘!
脇を野放しにしたら汗臭くなる。脇汗吸う袖のついた肌着着たらなんともないのに、永久脱毛した最大の失敗だーとみにしみています(。>д<)
— 界婆 (@neiro_8) 2014年8月25日
「わき脱毛をするとワキガになる」と言われていますが、これは間違いです。
脱毛前は毛がクッションとなり、脇汗の存在を感じにくいのに対し、脱毛後は毛がないことで汗が流れ落ちるのを感じやすくなります。
この時「脇汗ヤバイかも…」と緊張することで臭いのする汗が分泌されてしまうため、ワキガになったと勘違いをしてしまうのです。
つまり脇脱毛したから汗臭くなるわけではありません。
対策としては、脇に直接塗るタイプの制汗剤を使用するとよいです。
ニオイが発生する前に拭き取ればOK
また汗は放置すると臭くなります。
逆に言えば、すぐ拭き取れば臭くならないので、こまめに汗拭きシートなどで拭くとよいでしょう。
脇脱毛をしていれば、ノースリーブなど脇の空いた服も着やすくなり、汗も拭きやすいです。
脇脱毛とワキガは関係ありません!
脇に直接塗るタイプの制汗剤を使用したり、汗拭きシートで拭くなどして対策をするとよいでしょう。
「ワキ脱毛に関するQ&A」など、こちらにまとめています☟
腕脱毛の失敗談
腕は比較的毛が濃く生えていることが多いため、脱毛の効果を実感しやすい部位です。
ただ二の腕などはうぶ毛が生えていることも多く、うぶ毛に照射することで起こる失敗談がありました。
うぶ毛の硬毛化は避けられないリスク
(前略)
腕、特に肘上に脱毛前よりも明らかに濃い毛が生えていることに気がつきました。(肘上部分の全てではありませんが、数本と言うかんじではないです。)
(後略)
医療レーザー脱毛・光脱毛のどちらにも言えるリスクとして、うぶ毛の「硬毛化」があります。
これは脱毛施術を受けたにも関わらず、毛が以前より太く濃くなってしまう現象です。
残念ながら、何故このようなことが起こるのかは医学的に解明されておらず、予防法はないと言われています。
参照元:硬毛化・増毛化のリスク&ケア - 永久脱毛なら美容皮膚科リゼクリニック
回数無制限のサロンを選べば安心
照射を繰り返せば、硬毛化した毛もいずれなくなると言われていますが、契約回数の範囲内で施術が完了できない場合もあります。
硬毛化のリスクは、全てのサロンで等しくあります。
「他の部分は脱毛完了したけど、硬毛化した部分だけ毛が残った」という失敗をしないためには、シースリーのように回数無制限や永久保証のついたサロンを選ぶと安心です。
⇒ 町田で全身脱毛したいあなたに!C3(シースリー)町田店の体験談
顔脱毛の失敗談
鼻下や頬、あごなどの失敗談は見つからず、化粧ノリがよくなったなどメリットが多いようです。
一方眉間や眉上など眉の形に関わる場合、以下のような失敗談があります。
「脱毛しすぎ」に注意
@Atsukim2001
顔の脱毛してもらって、半分眉毛失敗したじゃん?狭くしようって思っていじってなかったのに、眉間のところ余計広くされた。— in希 (@_xaixi81) 2017年3月1日
顔は特に1つ1つのパーツが細かい部分なので、施術前にどこまで脱毛するかマーカーで印をつけてもらい、範囲を確かめてから施術した方がよいです。
マーカーは拭き取れますし、施術する時はスッピンなので少し残っててもお化粧すれば分かりません。
鏡を見ながら範囲を細かく要望
鏡を見ながら「ここまで脱毛して、この毛は残してください」と伝えることで、必要な毛まで脱毛される失敗は防げます。
「細かく言うとスタッフに嫌がられるんじゃないか」と心配するかもしれませんが、お金を払って施術してもらうので、細かすぎるということはありません。
スタッフにとっても事前にきちんと伝えた方が、後からクレームを言われるより絶対によいはずです。
顔を脱毛するときは、鏡を見ながら希望の範囲を細かく伝えましょう。
スタッフにとっても細かい指示があった方が施術しやすく、必要な毛を脱毛される失敗も防げます。
額(おでこ)脱毛の失敗談
うなじ・もみあげ・襟足などは、うぶ毛だけでなく髪の毛部分も脱毛ができるため、次のような失敗が起こる可能性があります。
生え際が不自然になることも
(前略)
おでこレーザー脱毛して失敗しました
(中略)
おでこせまいのがいやで、三センチ広げましたがはげみたいでもとにもどしたいです。
しかし二ヶ月たってもはえてきません、
一回だけの照射ではえてこなくなることはありますか?
(後略)
おでこやうなじは人目につきやすい部分のため、失敗は絶対に避けたいですね。
光脱毛で少しずつ毛を減らす
しかしこの失敗談のように医療レーザー脱毛だと、1回照射した毛は生えてこなくなってしまうため、失敗してしまった時に取り返しがつきません。
髪の毛は1本1本の毛が太いため、光脱毛でも効果を得やすい部位です。
光脱毛なら1回の照射で毛がなくなることもないため、様子を見ながら少しずつ脱毛を進めることができます。
人目につきやすいおでこは、様子を見ながら脱毛を進められる光脱毛を選びましょう。
⇒ 顔脱毛ってやったほうがいいの?メリット・デメリットを解説
失敗しないサロンの選び方
ここまでの失敗談から、スタッフの技術面での失敗自体は少ないことが分かったと思います。
重要なのは脱毛方法やサロン選びを失敗しないことです。
次は、失敗談から分かったサロン選びのポイントを3つご紹介します。
1.迷っている人ほど光脱毛がオススメ!
医療レーザーにするか、光脱毛にするか迷っている人も多いと思います。
どちらがいいか迷った場合には、料金が安い光脱毛でお試し感覚で始めてみるとよいでしょう。
医療レーザーの場合、失敗談でもあったように効果が高い分、1回の施術で取り返しがつかなくなることがあります。
一方光脱毛はほとんどの人が5・6回の施術で40%の脱毛が完了するというペースですから、まずは6回コースで様子を見てみるとよいでしょう。
「コスパのいい脱毛サロン」をランキング形式で紹介しています☟
2.うぶ毛や毛の薄い人はS.S.C.方式かSHR方式のサロンを選ぶ
黒い色素に反応する光脱毛は、うぶ毛に効果が低いと言われています。
また照射を繰り返すことで、逆に毛が濃くなる「硬化毛」のリスクもあります。
そこで元から毛の色素が薄い人や、うぶ毛を脱毛したい人には、
- S.S.C.方式の脱毛サロン
- SHR方式の脱毛サロン
がおすすめです。
S.S.C.方式の脱毛サロン
S.S.C.方式とは、光脱毛の種類の1つで、ミュゼや脱毛ラボで取り入れられています。
黒い色素に反応する光+抑毛効果のあるジェルを使用することで、他の光脱毛よりうぶ毛への効果が期待できます。
SHR方式の脱毛サロン
SHR方式は光脱毛の中で最も新しい、蓄熱式の脱毛方法です。
毛の濃さに関係なく脱毛することが可能で、産毛にも高い効果が期待できます。
ストラッシュなど、全国展開を行っている脱毛サロンでも取り入れられているので、脱毛を検討する時には1度はチェックしておきたいですね。
「デメリットがほぼないSHR脱毛」について、もっと知りたい人はこちらを参考にしてみてくださいね☟
3.脱毛範囲は細かく調べ、自分の希望にあったサロンを選ぶ
脱毛範囲は各サロンごとに設定されている広さが異なります。
Vラインは前面を含むかどうか確認
例えば「Vライン」はトライアングル(ショーツ内の前面部分)を含むところもあれば、下着の両サイドからはみ出す部分だけのところもあります。
ミュゼの場合、Vラインは下着の両サイドからはみ出す部分なので、形を整えたい場合にはトライアングル上・下などを追加契約する必要があります。
そのため、形を整えたい場合にはVラインに最初からトライアングルを含んでいる脱毛ラボなどを選んだ方がよいということになります。
おでこ・眉間は施術できないサロンが多い
また顔脱毛といっても、おでこや眉間は施術できないサロンが多いです。
キレイモや銀座カラーはおでこや眉間など顔脱毛の種類が豊富なので、顔脱毛に興味のある人にオススメのサロンです。
このように脱毛範囲の違いによって、オススメの脱毛サロンも変わってきます。
自分がどこを脱毛したいか、きちんと考えることで失敗しないサロン選びができます。
まとめ
失敗談には次のようなものがありました。
- 医療レーザー脱毛で毛が減りすぎた
- 毛を残したい部分まで施術されてしまった
- うぶ毛が濃くなった
しかしこれらの失敗は事前に知識として知っておくことで、実際にサロンを選んだり、施術を受ける時に対策の取れるものばかりです。
つまり知っていれば、失敗はないということです!
この記事を読んで失敗談と具体的対策を知ることで、不安が解消されていれば幸いです。
失敗談から学んだ3つのポイントを参考に、是非自分に1番合うサロンを見つけてくださいね。
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