エステや脱毛に対して
「安い料金で体験させて、強引な勧誘で数十万の本契約をさせられる」
「個室に閉じ込められて、契約するまで帰らせてもらえない」
というイメージを持っている人は多いですよね。
しかし、最近では「勧誘なし」をHPに明記している脱毛サロンが増えています。
ただHPを見ただけでは、本当に勧誘がないのか不安ですよね。
今回は現在の脱毛サロンの勧誘の実態について
- ミュゼ
- 脱毛ラボ
- キレイモ
- TBC
の4つのサロンを調査しました!
また強引な勧誘がなくなった理由、筆者の体験談や口コミ、しつこい勧誘を断る3つのポイントもご紹介します!
なぜ勧誘がなくなったのかを具体的に知ることで、不安を解消しましょう。
ざっくり言うと
今の脱毛サロンでは、ほとんど勧誘がない!
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="02.png" name=""]インターネットの普及により、悪評はすぐに広がってしまうようになったからです。[/speech_bubble]
誰もがSNSなどを通して情報発信が簡単にできるようになり、口コミで情報が拡散される時代になりました。
飲み会の店を探す時やオンラインショップで物を買う時など、必ず口コミをチェックしますよね。
脱毛サロンについても、今あなたがこの記事を読んでいるように、カウンセリングや体験脱毛を受ける前にインターネットで情報収集するのが当たり前になっています。
そのため、各サロンではインターネットによる顧客獲得を重視しており、口コミでの評価が集客に大きく関わってくるのです。
特に口コミでは店員の接客やサービスに対する怒り・不満などの悪評の方が拡散されやすい傾向にあります。
もし無料カウンセリングに来た人に強引な勧誘で契約をさせると
↓
「しつこい勧誘をされました」と口コミで拡散される
↓
脱毛を検討している多数の人が口コミを見る
↓
勧誘があるサロンは嫌と、選択肢から除外される
確かに1つの契約は取れたことになりますが、結果として脱毛を検討している多数の人に自分のサロンを選んでもらえるチャンスが減ってしまうことになり、大きな損失となるのです。
つまりしつこい勧誘をせず、カウンセリングに来た人に
「勧誘されない、良いサロンだった」
と口コミで拡散してもらうことが、現在の脱毛サロンにとって重要なことなのです。
接客・脱毛効果に自信を持っている
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="02.png" name=""]体験してもらえば、満足し契約してもらえる自信があるから勧誘しないんです。[/speech_bubble]
一昔前のエステは、町中で歩いている人に声をかけて体験させたり、アンケートを取ったりしていたイメージがありませんか?
この集客方法は初めからエステに興味を持っている人をキャッチできるとは限りません。
その結果、エステにそこまで興味がない人に契約を求めることとなり、勧誘が強引になってしまっていた一つの原因と考えられます。
しかし現在では事前にネットなどで情報を集め、自ら体験脱毛やカウンセリングの予約をして来店する人ばかりです。
つまり初めから脱毛への意欲がある人には、無理に勧誘しなくても接客やサービス内容に満足させれば契約してもらえるのです。
そこで各サロンでは独自に開発した脱毛器やジェルなどを使用することで、他サロンとの差別化を図り、自社の施術に自信を持っています。
そのため体験脱毛やカウンセリングで勧誘を行う必要がなく、自社の技術・サービスを紹介するだけでよいのです。
私が脱毛ラボの無料カウンセリングに行った時には
「勧誘されるかもしれない・・・」
と緊張して構えていったので、全然勧誘がなくあっさりしていてビックリするくらいでした。
しかし、人によっては積極的にオススメしてこない接客が淡白と感じる場合もあるようです。
実際に行政処分を受けたTBC
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="02.png" name=""]しつこい勧誘をすると、実際に行政処分されることが分かっているので、どのサロンも無理はしないんです。[/speech_bubble]
平成26年1月にエステティックTBCが、迷惑行為となる勧誘を行ったとして行政処分を受けました。
具体的な事例として、体験脱毛に来た人に複数人で勧誘を行ったり、4時間以上勧誘をし続けたことなどがあがっています。
このようにもし強引な勧誘を行い、利用者が消費生活センターなどに相談すれば、サロンは処分を受けることになると分かっているのです。
そのため、特に大手サロンは強引な勧誘を行わないよう慎重になっています。
TBCでも現在は迷惑になる勧誘はしないように改善されており、クレームや要望が直接幹部に届く仕組み(クーリングオフ・解約・契約内容|エステティックTBC・MEN'S TBC)を取り入れ対応しています。
オススメ程度はされることもある
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="02.png" name=""]多少の勧誘はあると思っていた方がよいです![/speech_bubble]
勧誘なしとは言っても、サロン側も商売なので少しでも売上をあげたいというのが本音。
体験脱毛は人件費や消耗品代もかかっているため、契約してもらわないと店としては損失となってしまうからです。
そのため体験脱毛やカウンセリングの際に、自分が希望している部位やプランとは異なるプランも一通り紹介されることは、絶対にあります。
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="03.png" name="スタッフさん"]HPには載せていないんですが、こちらのプランの方がオススメですよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="03.png" name="スタッフさん"]少ない回数にして後で追加するより、最初から多く契約しておいた方が割安になりますよ。[/speech_bubble]
という感じで、おすすめしてきます。
勧誘が全くないと思ってサロンに行くと、人によってはこれらの言葉も“勧誘”と感じる場合もあるでしょう。
この程度のオススメは、どのサロンでもあると初めから知っておけば、嫌な思いをすることはありません。
「必要ありません。」
とハッキリ断れば、しつこくオススメされることもないので安心してくださいね。
各サロンの勧誘の実態
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="02.png" name=""]勧誘が多いのは個人サロン、大手サロンの方が勧誘の心配なし![/speech_bubble]
大手サロンではテレビCMやインターネットでの顧客獲得に力を入れているため、勧誘はなくなってきています。
一方小さな個人サロンでは大手サロンのような宣伝力がないため、契約しないと帰らせてもらえない強引な勧誘が続いているサロンが未だにあるようです。
今回は人気の大手脱毛サロン
- ミュゼ
- 脱毛ラボ
- キレイモ
- TBC
の勧誘実態について、口コミからまとめました。
脱毛ラボでは筆者の体験談をお話します!
ミュゼ
部分脱毛が人気のミュゼでは、お客さまへの8つの約束の1つとして無理な「勧誘はしません」とHPに明記してあります。
@HIIHEE00 知り合いもミュゼ行ってて無理な勧誘ないしワシもミルクローション買わされたけどコースの勧誘はなかったしミルクローションとかも持ってるっす!とか言えばマジで買わなくていける
— もしかしたらぺろ子かもしれない (@kissmeperoko) 2017年2月2日
プランについての勧誘は全然ないと言う口コミがほとんどです。
しかし化粧品などのオススメがあるようで、カウンセリング時より通い始めてから勧められることが多いようです。
「ミュゼ」の格安キャンペーンなどについてはコチラ
脱毛ラボ
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="02.png" name=""]脱毛ラボでは無理な勧誘を防止するために、社員にノルマを設定していないんです![/speech_bubble]
HPのQ&A内に「勧誘は一切ございませんので、ご安心ください。」と明記しています。
私が実際に脱毛ラボでカウンセリングを受けた時には
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="03.png" name="スタッフさん"]一旦持ち帰って考えても大丈夫ですよ。[/speech_bubble]
と、スタッフさんに言ってもらえ、安心しました。
またカウンセリングの最後に
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="03.png" name="スタッフさん"]脱毛効果を上げるためには保湿が大切です。
安い物で構いませんので、ボディクリームを毎日塗っておくといいですね。[/speech_bubble]
とアドバイスをくれました。
化粧品のオススメなどもないので、通う間も気が楽でしたよ。
正直なところ月額制はトータルで見ると時間がかかるプランなので、カウンセリングでは回数制のパックプランを勧められることがあると思います。
断っていただいてもちろん大丈夫ですが、万が一成り行きで契約してしまった場合でも8日以内であれば無条件にクーリングオフ(全額返金)が可能です。
無理な勧誘はないものの、月額制を希望した人には必ずと言っていいほど回数パックをオススメされます。
実際脱毛ラボに通うなら、私も月額制より回数パックの方が断然オススメです。
脱毛ラボの月額制は非常に安いですが、1回で施術できる範囲が狭く脱毛完了までに時間がかかってしまいます。
そのため通う時間・交通費もかさんでしまうし、効果実感するまで時間がかかって通い続けるのが難しいです。
脱毛ラボは回数パックも他サロンに比べ安いので、回数パックをオススメするのは利用者にとってもプラスだと思います。
とは言っても、
「どうしてもまとまったお金がないから月額制しか無理」
と意志を伝えれば、無理に回数パックを契約させられることはないので安心してくださいね。
「脱毛ラボ」に筆者が通って分かったことを、コチラに詳しくまとめています。
キレイモ
HPの施術の流れ、カウンセリングの中に「勧誘等は一切ございません」と明記されています。
(前略)最初から最後まで無理な勧誘もなく、全身綺麗になりました。(後略)
3つのサロンの口コミを見ていると、キレイモが一番「勧誘がなかった」という口コミが多いように感じました。
ただキレイモでも化粧水のオススメはあるそうです。
キレイモでは多くの芸能人に利用してもらい、インスタなどでキレイモについて口コミを投稿してもらうことで集客に繋げているようです。
全身脱毛が月9,500円の「キレイモ」を体験したレビューはコチラ
TBC
TBCが行政処分を受けたのは平成26年1月です。
ネットでは行政処分前の勧誘が酷かった時代の口コミがたくさん残っています。
自分で口コミを調べて見るときは、平成26年1月以降の口コミか確認してみてくださいね。
(前略)
TBCのエステのキャンペーンで行ったことあります。
たしかに施術が終わったあとはこんなコースうけてもらえるともっとよくなりますよー、
とか一通りの説明はされますがきちんと断れば強引に勧誘とかはなかったですよ
感じの良いスタッフさん達でしたし特に嫌な思いはしませんでした。(後略)
口コミを見ていると、改善されているようで強引な勧誘はなくなっているようです。
ただし他のサロンに比べるとカウンセリングの時間が長かったり、強引ではないけどそこそこ勧誘されるようです。
唯一永久脱毛できる「TBCのニードル脱毛」についてはコチラにまとめています。
しつこい勧誘を断る3つのポイント
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="02.png" name=""]しつこい勧誘をするようなサロンに気を遣う必要はありません。
ポイントを覚えておくことで最小限のストレスで勧誘を断れます。[/speech_bubble]
きっぱり断れない人の特徴として
「気まずくなったら嫌だな…」
とスタッフに気を遣ってしまうことがあります。
でもよく考えてみてください。
しつこい勧誘をするようなひどい接客のサロンに通い続けたいと思いますか?
そんなスタッフと仲良くしたいと思いますか?
「今回きっぱり断れば、今後2度と関わることはない!」
と見切りをつけて、勇気を出して断ることが大切です。
ただ、断るのって意外とストレス感じますよね。
そこで今回は少しでも自分のストレスを減らして、早めに勧誘を諦めてもらうためのポイントを3つご紹介します。
1)強気できっぱり断りましょう!
悩んでいる素振りはNGです!
「この部位だけしかするつもりはありません」
ときっぱり断りましょう。
ただそれでもスタッフは
「他のお客様は皆さんあとで他の場所も気になって追加契約されますよ。」
など言葉巧みにオススメしてきます。
そんな時には、それ以上勧誘されないように理由は言わずに
「大丈夫です」
「必要ありません」
とNOの意志だけ伝えるというのも一つの方法です。
2)断る理由はお金以外にする!
断る理由をお金にすると
「クレジットカードで分割払いにしてはどうですか?」
「月額これだけのプランもありますよ」
といろんなプランを紹介されてしまう可能性があり、長引いてしまいます。
「家族に許可を取らないといけない」
など、今その場で自分だけでは決められないことを理由にすると比較的早く引き下がってもらえるでしょう。
3)制限時間を決めておく
カウンセリングが始まる時に
「だいたいどれくらい時間かかりますか?」
と尋ねてみるとよいでしょう。
「◯時から予定が入ってしまって」
というようにその後に予定が入っていることを伝えておけば、引き止められても用事を理由にして帰れるのでオススメです。
もし細かく予定などを聞かれても
「ちょっと…人と会う約束があって」
というように濁して、答える必要はないので実際に予定はなくても大丈夫です!
どうしてもしつこい場合は、約束してる人からスマホに着信があるフリをするのもよいです。
筆者の「脱毛勧誘」体験談
私はカウンセリングが始まってすぐに
「勧誘とかされたら怖いなって思ってたんですけど、皆さん優しそうで安心しました。
HPにも勧誘しないって書いてあったし。」
とスタッフさんに直接言っちゃいました!
先に言ってしまえば、向こうも無理にオススメできないので、その後のカウンセリングの主導権を握りやすいと思います。
「そんなこと言えない!」
という人もいらっしゃると思いますが、上の3つのポイントを意識して断るだけでも十分違うと思うので、是非覚えておいてくださいね。
断りきれなかった場合には、後日クーリングオフ
クーリング・オフ(注目テーマ)_国民生活センターより引用
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="02.png" name=""]クーリングオフは8日以内に手続きを![/speech_bubble]
どうしても断りきれず契約したけど、解約したい場合にはクーリングオフ制度を利用しましょう。
聞いたことはあるけれど、実際に利用の仕方が分からないという人のために、手続き条件を簡単に説明します。
契約期間 | 1ヶ月を超えるもの |
金額 | 5万円を超えるもの |
クーリングオフできる期間 | 8日間 (契約書を受け取った日を1日目とする) |
より詳しくクーリングオフについて知りたい人や、手続きのための書面の書き方などは参照元に分かりやすく書いてありますので、参考にしてくださいね。
参照元:クーリング・オフって何?(見守り情報)_国民生活センター
ここで注意したいのが月額制の場合、クーリングオフできるプランとできないプランがあることです。
- 通常の月額制(毎月契約を継続するタイプ) → できない
- 支払い総額を分割払いするタイプの月額制 → できる
サロンによっても異なる場合があるため、クーリングオフの対象になるかどうかは契約書にサインする前に確認しましょう。
もし8日を過ぎてしまった場合でも、中途解約はできます。
ただし中途解約の場合には解約手数料や違約金を支払わなければならなくなるので、1回も通わずに解約したい場合はクーリングオフした方が損がないです。
まとめ
昔に比べれば、圧倒的に勧誘は少なくなりました。
ただし勧誘がないとはいっても、他プランの紹介やオススメ程度はされると思っておきましょう。
もし勧誘が心配な場合には、以下の3つのポイントを意識して断ってみてくださいね。
- 迷っている様子は見せずに断る
- お金以外の理由で断る
- 制限時間を決めておく
ただ各サロンごとにHPに載せていないお得なプランは本当にあるので、スタッフのオススメに少し耳を傾けてみるのもいいと思います。
自分には必要ないと感じたら、きっぱり断ればしつこく勧誘を続けるサロンはありません。
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