先日温泉に行ったのですが、思わず他人の腕などのムダ毛を見てしまう私・・・
というのも、ムダ毛の処理を面倒に感じていて、他の人はどうなのか気になったからです。
だいたい、ムダ毛を処理しないで誰が困るのだろうと思ってしまいます。
「女性だからといって、ムダ毛の処理は必要?」「こんなの日本だけじゃないの?」とお思いのあなたのために、世界の「ムダ毛事情」について解説していきます。
海外のムダ毛事情「フランス」
ムダ毛への意識は低い
フランスは日本に比べると、ムダ毛に関して寛容です。
中には、腕(うで)や脇(わき)に毛が生えている女性もいます。
プールに行くと、脇毛ボーボーの女性がいることもあります。
⇒ 【画像あり】まじかぁ~フランスで女性の無駄毛処理は自由!みんなの意見は… - NAVER まとめ
最近は少しずつ脱毛意識が高まってきている
しかしここ数十年の間に、脱毛への関心が高まってきました。
脇毛に関していえば、年配の人は相変わらず「ボーボー」ですが、若い世代は男女問わず処理する人が増えてきています。
VIOのムダ毛はだけは絶対NG
体毛に寛容なフランスでも、「VIO」は性別や年齢問わずほとんどの人が処理しています。
日本ではデリケートゾーンをVゾーン、Iライン、Oラインの3つに分けて言いますが、フランスではそうした分け方すらありません。
フランス人は「ハイジニーナにするのは衛生上当たり前」という感覚で、わざわざ分けて呼ぶ必要もないのでしょう。
ちなみに、VIOのことをフランスでは「マイヨ」・ハイジニーナの状態を「マイヨ・アンテグテル」と呼びます。
脱毛の方法はブラジリアンワックスが主流
脱毛の方法は、主にブラジリアンワックスで、月に1回程度処理するのが常識です。
脱毛ができるサロンもありますが、日本に比べると数は少ないです。
海外のムダ毛事情「アメリカ」
VIOは処理して当然
脱毛先進国ともいわれるアメリカ。
日本の脱毛技術は、アメリカから入ってきました。
男性も女性もアソコは処理するのが当たり前
アメリカの女性は、VIOを処理するのは当然の感覚で、男性でも処理している人が多いです。
その反面、腕や脇など人目につくムダ毛には寛容です。
日本のムダ毛に対する感覚とは正反対ともいえるでしょう。
アメリカでは衛生面を重視している
それは、日本では脱毛の目的が身だしなみにあるのに対し、アメリカでは衛生面を重視しているからです。
VIOは、ずっと下着で覆われており蒸れやすく、細菌も発生しやすい箇所です。
そのため、腕や脇のムダ毛は処理しなくても、VIOだけは絶対処理するという感覚のようです。
参照URL:世界のVIO脱毛事情 | ストラッシュスタッフの美ブログ|最新理論のスピード脱毛
ブラジリアンワックスやニードル脱毛が人気
アメリカでは、ブラジリアンワックスやニードル脱毛が主流になっています。
特にブラジリアンワックスは、ネイルサロンや美容室で行っているほどポピュラーです。
フラッシュ脱毛できない人が多い
日本ではフラッシュ脱毛が主流です。
しかし、体毛の色が金やブラウンだったり、肌の色が濃いと、メラニン色素に反応して脱毛するタイプのフラッシュ脱毛は適しません。
そこで毛や肌の色に関係なく使えるニードル脱毛が、アメリカで人気になっています。
脱毛の料金が安い
料金は時間制で、ロサンゼルスでは1時間80ドルぐらい(チップ込み)で脱毛してもらえます。
1ドル110円で計算すると、日本円では約8,800円ほどです。
この料金で、ニードル脱毛が有名なTBCで脱毛(1本119円で計算)すると、約74本しか抜くことができません。
州によって料金の相場は異なりますが、日本に比べると、とても安くニードル脱毛を受けることができます。
⇒ 痛みさえ我慢すれば効果は永久!ニードル脱毛の特徴と体験談
海外のムダ毛事情「中国」
続いて、日本と同じアジア圏の中国についてご紹介します。
中国伝統の「糸脱毛」
中国では古くから糸を使った脱毛が行われており、中国を発祥としてアジア全域に広がっています。
よじった糸をムダ毛に絡めて抜いていくというもので、痛みも少なく、同時に角質をケアできることから、日本でも体験できるサロンが増えてきました。
全身に使えますが、特にカミソリなどの刺激に弱い顔の脱毛に適しています。
香港はムダ毛に対する意識がより高い
香港では年々脱毛サロンが増え、中国本土に比べるとより脱毛への意識が高いといえます。
ちなみに、香港だけで現在約3,000のエステティックサロンがあります。
香港はイギリスの植民地であった為、ネット規制がなく、流行に敏感です。
脱毛サロンが普及し始めると、家族で通う家庭が出てきたりと、脱毛をする人が一気に増えていきました。
今後、中国ではサロン脱毛が普及していくと予想される
ここ数年、日本でも有名な「銀座カラー」が中国に進出しています。
今後は香港だけでなく、中国本土でも脱毛に対する意識がより高まっていくのではないでしょうか。
参考URL:普及するのか日式脱毛商売。サロン【沙龙】
海外のムダ毛事情「インドネシア」
続いてイスラム圏であるインドネシアのムダ毛事情について調べてみました。
インドネシアの女性は顔の処理をしない
インドネシアでは「顔の毛を抜くと、毛が濃くなる」という考えが浸透しており、顔のムダ毛を処理していない女性がたくさんいます。
インドネシアは比較的毛の濃い国で、女性でも髭が生えていることがあります。
日本からインドネシアに旅行に行くと、女性のムダ毛に驚く人もいるようです。
イスラム教では、衛生面から脇とVIOの脱毛が薦められている
イスラム教の聖典コーランには、体毛に関する記述があります。
男女問わずVIOと脇は絶対処理しておくという決まりで、衛生面を大切にする考えからきています。
そのため、顔は脱毛していなくても、脇やVIOのムダ毛を処理している女性が多くいます。
日本のミュゼがジャカルタに進出
そんな中、日本において低価格で脱毛を行っているミュゼが、ジャカルタにサロンを開きました。
ミュゼは、脱毛だけでなく美肌を大切にしているサロンです。
美を意識するインドネシアでも、ゆくゆくは顔脱毛をする人が増えてくるかもしれません。
ムダ毛を処理しないと幻滅される?
国によって差はありますが、VIOはともかく腕や脇などのムダ毛に対しては受け入れらているようです。
しかし日本では「腕や脇の毛=恥ずかしい」「ムダ毛がある=処理を怠っている」というように、ムダ毛に対して厳しい目が向けられています。
人間なら毛が生えているのは当たり前なのに、どうして日本では受け入れられないのか、その理由をまとめてみました。
1.日本人の肌の色はムダ毛が目立つ
まず1つ目は、日本人の肌色に対し、毛が黒いため、ムダ毛が目立ってしまうからです。
アメリカやフランスなど、欧米人やヨーロッパ人は、毛の色が金やブラウンで、あまり目立ちません。
実際にアメリカ人の女性の腕を見たことがありますが、金色の毛はさほど気になりませんでした。
2.脱毛が当たり前の風潮
2つ目は、「女性なら脱毛するのが当たり前」という認識が常識となっているからです。
日本では、脱毛サロンが全国どこにでもあります。
大変安価に脱毛が受けられるサロンも出てきましたし、子どものためのキッズ脱毛までもが行われているほどです。
今では、スーパーの広告と同様に、当たり前のように脱毛の広告がポストに投函されています。
それほど、脱毛が身近なものとなり、脱毛するのが当たり前の感覚が浸透しているのです。
3.男性の反応
そしてなんといっても、日本人の男性は「女性=毛がない」という考えが強いことです。
人間なんだから、どんなにキレイな人でも毛がないわけはないのですが...
日本の多くの男性は、女性に対してムダ毛が生えていないことを望んでいます。
具体的には、
- 脱毛している女性は清潔感がある
- 女性が毛が濃いとガッカリする
- 付き合う女性には、ムダ毛は処理していて欲しい
- 女性の脇の毛なんて、ドン引き
といった意見があり、多くの男性がこうした感覚なんだと思うと、ムダ毛を処理しないわけにはいかないかもしれません。
⇒ 男性は「アソコの毛」をどう思ってる?彼氏目線で見るiライン脱毛
まとめ
海外のムダ毛に対する考え方は、外見というより衛生面を考えての意識が強い印象を受けました。
やはり脱毛は手間もお金もかかるし、なにより個人的なことですから、必ずしも必要ではないと思います。
しかしムダ毛を処理することで、周りには清潔感を与えます。
キレイな肌を保った方が印象もよくなり、お得なことが多いのも事実。
さらに、日本の多くの男性は、ムダ毛がなく、肌がツルツルの女性が好みです。
面倒ではありますが、できる範囲でムダ毛の処理を行っていくとよいのではないでしょうか。
◆値段別で探す◆
◆部位別で探す◆
◆サロンVS医療◆