脱毛の予約は2・3ヶ月前に取ることもありますよね。
せっかく予約をとっていたのに、急に来てしまった生理。
「VIOはともかく、ワキだけでも受けられないの?」「生理のせいで全身の施術が消化されるのはイヤ!」「生理不順だから、脱毛に通うの大変そう…」と悩まされていませんか?
そこで、各サロンが生理の人に対してどのような対応を取っているかをまとめました。
サロンではありませんが、湘南美容外科は生理中でも施術できますし、キャンセル条件がゆるいサロンもありますよ!
そのほかにも、生理と脱毛に関する疑問にお答えしていきます!
ざっくり言うと
生理中の各サロンの対応
フラッシュ脱毛を行うサロンの対応は、大きくわけて2種類があります。
- VIO・ヒップ以外は施術OK
- 全身施術不可
1の場合、「脇だけ」「上半身だけ」などVIOと関係ない部分であれば、問題なく施術が受けられます。
ただし全身脱毛を契約している場合、施術しなかったVIOが後日振替で施術できるかどうかは、サロンごとに対応が異なってきます。
サロン対応の早見表
まずは大手脱毛サロンの対応を表にしてみました。
脱毛サロン | 生理中の対応 |
---|---|
ミュゼプラチナム | VIO・ヒップ以外は施術OK |
キレイモ | VIO・ヒップ以外は施術OK |
脱毛ラボ | VIO・ヒップ以外は施術OK |
銀座カラー | VIO・ヒップ以外は施術OK |
ジェイエステ | VIO・ヒップ以外は施術OK |
シースリー | 全身施術NG |
ストラッシュ | VIO・ヒップ以外は施術OK |
湘南美容外科(クリニック) | 全身施術OK |
このあと、サロンごとに詳しく解説していきます!
ミュゼプラチナム
VIO・ヒップ以外は施術OKです。
全身美容脱毛コースを契約している場合は、できなかった部位だけ別日に振替できます。
また、もし当日キャンセルになったとしても、キャンセル料がかかったり、施術1回分が消化されることなどはありませんので、予約を取り直すことも容易です。
ただし、当日キャンセル分は「解約した場合の返金対象外」となることを頭に入れておきましょう。
キャンセルの期限は施術時間の24時間前で、それ以降のキャンセルは当日キャンセル扱いとなります。
キレイモ
VIO・ヒップ以外は施術OKです。
ただし、施術できないVIO・ヒップは1回消化扱いとなってしまうので、注意しましょう。
特に月額制の場合、キャンセルは3日前までしか予約変更できません。
生理不順の人は、前日までキャンセルできる回数パックを選んだ方がよいでしょう。
当日キャンセルの場合は、施術1回分が消化となります。
脱毛ラボ
数年前までは全身施術NGでしたが、今はVIO・ヒップ以外は施術OKに変わっています。
回数パックは契約回数の施術が一通り終わった後に、できなかった部分の施術を振替できます。
ただし、月額制は振替ができません。
また、キャンセルの期限は2日前の21:30と非常に厳しめです。
前日キャンセルはキャンセル料1,000円がかかり、当日キャンセルは施術1回分が消化となります。
銀座カラー
VIO・ヒップ以外は施術OKです。
生理になってしまった場合、来店前に電話で伝えれば別日に振替可能です。
ただしVIOのみのコースを契約している場合、前日19時までに連絡しなければ当日キャンセル扱いとなってしまいます。
当日キャンセルすると、
- 回数コースは施術1回分を消化
- 脱毛し放題コースは脱毛8回目以内は施術1回分消化、9回目以降はキャンセル料2,000円
となります。
⇒ 銀座カラーで脱毛した体験談!評判や口コミは本当?料金は?
ジェイエステ
VIO・ヒップ以外は施術OKです。
施術できない箇所は、別の日に振替できます。
またデリケートゾーンのみの契約の場合も、回数消化なしで振替が可能なのが嬉しいポイントです。
キャンセルは前日の営業時間内に、通っている店舗に電話連絡します。
当日キャンセルの場合、施術1回分が消化となります。
シースリー
全身施術不可のため、絶対に予約を取り直さなければいけません。
ただ予約の変更キャンセルは、予約時間の1分前までに店舗に電話連絡すればOK!
無断キャンセルさえしなければ、キャンセル料がかかったり、施術1回分を消化してしまうこともなく安心です。
ストラッシュ
VIO・ヒップ以外は施術OKです。
施術できていない部分は、最後に振替できます。
キャンセルは、前日の20時までに行ってください。
それ以降は当日キャンセルとなり、施術1回分が消化となります。
湘南美容外科クリニック
医療レーザー脱毛を行っている湘南美容外科クリニックでは、タンポンをつけていれば全身施術OK!
ただし、レーザー脱毛はフラッシュ脱毛に比べて痛みが強いので、肌が敏感な生理中の施術は避けた方がよいかもしれませんね。
そして、キャンセルする場合は2日前の23時までに連絡する必要があり、それ以降のキャンセルにはキャンセル料として3,000円がかかります。
⇒ 湘南美容外科・名古屋院で脱毛してわかった、良い点・悪い点
生理前・生理中・生理後の脱毛と効果
女性の身体は生理周期で変化する
参考:生理周期や体の変化など、生理のしくみを知ろう!|生理用品のソフィ
生理時は女性ホルモンの分泌量が低下し、体のさまざまな部分に不調が出やすい時期。
また、体の抵抗力が弱くなる時期でもあります。
生理と脱毛の関係
生理中は、ホルモンバランスの影響で体に変化が起きます。
この時期に脱毛施術をすると、次のようなトラブルを引き起こす可能性が出てきます。
- 普段の施術より強い痛みを感じる
- 施術後に赤みが残る
- 脱毛効果が十分に得られない
絶対にこれらのトラブルが起こるというわけではないので、VIO・ヒップ以外は脱毛可能としているサロンは多いのが現状です。
筆者としてはこれらのトラブルを避けるためにも、生理中の施術は控えることをおすすめします。
脱毛するなら卵胞期・排卵期がおすすめ
逆にホルモンバランスの変化を上手く利用することができれば、脱毛効果をUPさせることも可能です。
私が脱毛サロンに通った時に「脱毛の効果を上げるためには、肌に含まれる水分量をUPさせることが大切です。
保湿ケアをしっかり行ってくださいね」と言われました。
上の画像を見ると分かるように、ホルモンバランスの変化に伴って、肌の状態も変化します。
そのため卵胞期や排卵期は、脱毛に適した水分量の多い肌状態であり、脱毛効果を得やすい時期といえます。
生理前は痛みを感じやすい
「生理前には新しい化粧品を試してはいけない」と言われるくらい肌が敏感な時期です。
脱毛を行う場合も、施術の痛みを感じやすいといわれています。
予約を入れる際には、避けたほうがよいでしょう。
生理中の脱毛にはさまざまなリスクが
生理中も痛みを感じやすく、肌に赤みが出やすい時期です。
施術は避けた方がよいでしょう。
経血が漏れることも
「肌強いし、予約取り直すの面倒だから施術受けたい」「タンポンを使えば大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、やめておくのが賢明です。
筆者は8時間もつはずのタンポンが、2時間で漏れた経験が3回あります。
タンポンを普段から使い慣れていないと、経血が多い人は漏れる可能性があります。
出血に対応できるのは医療機関だけ
血は様々な病気の感染源となります。
そのためタンポンを入れて施術できるのは、湘南美容外科のような医療機関のみです。
もし漏れてしまった場合にも医学的知識をもって対処できる医師が常駐しているからだと思います。
一方、脱毛サロンは医療機関ではありません。
自分のためにも、サロンのためにもやめておくのがよいでしょう。
鎮痛剤を飲んでいると施術できない
また、生理痛で薬を飲んでいると施術はできません。
サロンによっては薬を飲んで前後3日は施術を受けられないところもあるので、予約日が近づいている時は注意しましょう。
生理後はおりものが気になる
生理が終わったあとでも、経血の残りが茶色いおりものとなって出てくることがあります。
気になる人は、使い捨てビデなどで洗浄しておくとよいでしょう。
ただ生理後ホルモンバランスが整うまで1週間程度かかります。
できれば生理後1週間ほど経ったタイミングで施術を受けた方が、より高い脱毛効果を期待できます。
生理不順の人が気をつけること
「いつも生理が遅れるから、いつ予約を取ればいいか分からない」という人は多いのではないでしょうか?
また生理中でもデリケートゾーン以外の施術が受けられるサロンはたくさんありますが、
「VIO・ヒップが1回消化されたり、後回しにされるサロンは嫌」「肌トラブルが心配だから、生理が来たときには予約を取り直せるサロンがいい」という人もいますよね?
今回は通いやすい、キャンセルのペナルティがゆるいおすすめのサロンを紹介します。
キャンセルしやすいサロンを選ぶ
ミュゼ
ミュゼは施術24時間前までのキャンセルが可能で、キャンセル料も不要です。
また、キャンセルした際に施術1回分が消化となることもありません。
キャンペーンを利用すれば数百円で脱毛を始められますし、お試し感覚で通いやすいサロンです。
両ワキ+Vラインのコースも、初めてなら100円で6回も受けられます。
シースリー
シースリーは予約時間の1分前までにサロンに電話をすれば、無料キャンセルできます。
スタッフが電話に出られなかった場合も、着信履歴が残っていればOK!
もし予約当日に生理になってしまっても、気づいた時点で連絡すればいいので安心ですね。
低用量ピルを飲んでいる人はサロンに申告を
生理を安定させるため、避妊のために低用量ピルを飲んでいる女性は増えてきています。
ピルはホルモンバランスに作用する薬であるため、サロンに申告が必要です。
サロンの対応は
- ピルを飲んでいる人は施術不可
- 担当の医師に相談し、許可が出れば施術できる
- 低用量ピルなら施術できる(他のピルはダメ)
というように、様々です。
せっかく無料カウンセリングに行ったのに、ピルが原因で契約できなかった!という口コミもあります。
無駄足にならないように、事前に電話で確認しておいた方がいいですね。
また、ピルは副作用でシミができやすくなる場合があり、光脱毛とはあまり相性がよくないことを理解しておきましょう。
まとめ
大手サロンでは「生理中もVIOとヒップ以外は施術可」のところがほとんど。
しかし、生理前と生理中はホルモンバランスの乱れにより、肌トラブルの危険性が高まったり、脱毛効果がきちんと得られない場合があります。
そのため、無理に施術を受けることは避けた方がよいでしょう。
逆に生理が終わって1週間ほど経った頃に施術を受けると、より高い脱毛効果が期待できます。
生理不順になりがちな人は、キャンセルのペナルティ(罰金や1回消化などの条件)がないサロンを選ぶとよいでしょう。
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