4つの「脱毛トラブル」とその対処法

4つの「脱毛トラブル」とその対処法

脱毛サロン・クリニックでこれから脱毛を考えているあなたへ。

私が、脱毛サロンで働いていた時の経験も交えながら、脱毛サロン・クリニックでの5つの代表的なトラブルとその対処法をお伝えします!

脱毛トラブル1【勧誘】

脱毛トラブル1【勧誘】

引用:なくならない脱毛施術による危害(発表情報)_国民生活センター

「エステサロンは勧誘が多い」そんなイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。

エステ業務については既に法が整備されています。

しかし、まだまだしつこい勧誘をされ不快な思いをしている方は多いです。

勧誘トラブル事例

コースの追加

・初めに追加したコースが終了間近になると、『まだこんなに毛が残っている』等と説明され、延長コースをしつこく勧めてくる。

・本人の脱毛希望部位は決まっているが、他の部位もキャンペーンで安くなっている等と言われあまり気にならないが契約してしまった。

化粧品の購入

・脱毛効果が高まると言われ、脱毛サロンオリジナルの化粧品を勧められた。断ったが、契約コースの中に勝手に追加されていた。

勧誘の対処法

ハッキリと断る意思が必要です。

予算、脱毛する部位を決めてから、サロンに通いましょう。

また、スタッフとの相性もある為、少しでも嫌だなと感じたら、遠慮なく他のスタッフに代えてほしいと相談するかチェーン店の場合は、本部に連絡するのも一つの手です。

勧誘なしの脱毛サロンを調査!しつこい勧誘の断り方

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脱毛トラブル2【料金】

脱毛トラブル2【料金】

引用:消費生活ほっとニュース【豊島区消費生活センター】

激安の脱毛広告をいたるところで目にしますが、なぜこの安さで脱毛が出来るのか。

契約する前によく考えてみましょう。

料金トラブル事例

広告に記載された料金と実際の料金が違う

・【脇脱毛390円!】と広告に記載されており、カウンセリングに訪れると、他の部位を正規の価格で契約するのが条件だった。

・本来2カ月ペースで脱毛に通うはずが、広告の料金で契約すると5カ月ペースで通うことが条件と言われた。

・ひざ下○○円!と安く広告をしており、詳しく聞くとひざが含まれていない為、ひざのみ正規の価格で契約を促された。

解約金が高い

・施術やスタッフの対応に不満があり、解約を求めたところ、もう何回かコースを消化しているため、解約しても返金はできないと言われた。

・引っ越しのため、脱毛コースを解約することにしたが高額な解約金を請求された。

料金トラブルの対処法

誇大な広告をだしているところは極力避けた方が良いです。

また、契約する前に

  1. 通うペース
  2. 脱毛部位の詳細
  3. 施術以外にかかる費用

この3つを確認しておけば料金に関するトラブルは大分避けられます。

特定商取引法により、エステサロン、美容クリニック双方でクーリングオフと中途解約が適用されます。

クーリングオフは契約書面を受け取ってから、8日間無条件で解約ができる法律です。(クリニックの場合は、施術期間が1カ月以上で契約金額が5万円を超える場合のみ)

中途解約の場合は、解約金の上限は2万。

また、契約残高の10%のうちどちらか価格が安い方と定められています。

脱毛する場所のホームページだけでなく、様々な情報を収集することが大切です。

特に、国民生活センターのホームページは目を通しておきましょう。

脱毛エステ契約のポイント【消費者庁の配布PDF】をチェックする

脱毛トラブル3【脱毛の効果】

脱毛トラブル3【脱毛の効果】

引用:なくならない脱毛施術による危害|独立行政法人国民生活センター配布PDF

美容クリニックとエステサロンでは、脱毛の効果が違います。

美容クリニックでは、毛をつくる毛根を破壊するため【永久脱毛】が可能です。

一方、エステサロンでは毛根の破壊まではできませんが、ダメージを与えることはできるため【減毛】ができます。

脱毛を受ける前に、どのくらいの脱毛効果があるのか確認が必要です。

脱毛の効果トラブル事例

毛が抜けない

・フラッシュ脱毛後、1週間以上経ったが毛が何も抜けなかった

まばらに抜ける

・ひざ下のレーザー脱毛を行ったが、キレイに抜けずまばらに抜けてしまった。

脱毛効果の対処法

再度、脱毛を受けた場所へ連絡し、施術を受け直しましょう。

まず、まばらに抜けるというのはほぼ施術者による光の当て漏れです。

うつぶせから仰向けになる際、どこまで光を当てたか分かるようにテープなどで印をつけますが、そのテープの跡が特に残りやすいです。

何も抜けなかった場合は、機械の照射レベルの設定ミス。または、ホルモン剤を服用している女性(毛が濃くなる可能性がある)、光が届きづらい肘や膝など角質が厚い部位です。

膝や肘などは、スクラブで角質をとってから施術を受けると更に効果的です。

脱毛トラブル4【肌トラブル】

脱毛を受けると、多少は赤くなるものですが適切な光のレベルではなかったり、肌のコンディションによっては大きな肌トラブルへと繋がってしまいます。

肌トラブル事例

肌が荒れてしまった

・エステサロンで脱毛をした後、広範囲に赤いぶつぶつができてしまった。皮膚科を受診すると毛包炎と診断され、塗り薬をもらったが色素沈着してしまった。

・美容クリニックでレーザー脱毛をし、脱毛効果がいまいち分からなかったので、再度レベルをあげて照射したら火傷を負ってしまった。

施術者にシェーバーで肌を傷つけられてしまった

・脱毛箇所に毛の剃り残しがあり、施術者がシェーバーで処理してから脱毛する事になったが、肌まで切られてしまった。

肌トラブルの対処法

エステサロンで脱毛する場合、皮膚科と提携しているサロンが安心です。

医療脱毛クリニックおすすめランキング

また、美容クリニックでレーザー脱毛を受ける際は、痛みを我慢せず施術者に伝えてください。

我慢できない痛みを感じる場合は、肌トラブルが起きる可能性が高いです。

日焼けをしていたり、肌が乾燥していると、肌トラブルが起きる可能性が上がる為保湿をしっかり行い、肌のコンディションを整える事も大切です。

本来、刃物で毛を処理するという行為は、理容師免許を持っている人のみ許されます。

無資格者がシェーバーで毛を処理するというのは禁止こそされていませんが、グレーゾーンなのです。

剃り残しがないよう、自分で処理をして行きましょう。

脱毛トラブル5【予約】

予約が取れない

・エステで脱毛コースを契約したが、混んでいて希望の予約日に取れず、何ヶ月も施術ができなかった。

脱毛に通うペースをお店の都合で決められる

・今まで2カ月に1度脱毛をしていたが、毛が薄くなったからと説明され、強制的に3カ月に1度のペースで脱毛をする事になった。正直、納得ができない。

予約トラブル対処法

脱毛コース契約後、希望の日時に予約が出来ず解約してしまうケースはエステサロンに多くみられます。

契約する前に予約の混み具合を口コミサイトやスタッフに聞いて確認しましょう。

毛は、生えて抜けてまた生えるを繰り返しており、これを毛周期といいます。

脱毛を何回かすると、発毛組織である毛根にダメージがいく為、この毛周期の期間が長くなります。

毛が抜けている時期や、成長中ではない時期にレーザーや光を照射しても意味はありません。

よって、毛量が減ってきたら来店ペースを下げるのは正しい判断と言えます。

しかし、説明が不十分でしたり、毛量が明らかに減っていない場合は、混雑解消などサロンやクリニック側に問題があります。

納得いくまで、説明を求めましょう。

行政へ連絡する

極めて悪質だと感じた場合や、自分では解決できない問題は、消費者センターへ相談しましょう。

188にかけて下さい。最寄りの消費者センターへつないでくれます。

脱毛エステ契約のポイント【消費者庁の配布PDF】をチェックする

まとめ

  • 不要な勧誘を受けたら、ハッキリと断る
  • 肌トラブルを防ぐ為、日焼けや肌の乾燥に気をつける
  • コース契約後8日間以内であれば無条件で解約ができる(サロンの場合)
  • 中途解約の上限金額は2万円
  • 予約の混雑状況は、契約前に確認しておく
  • 自分で解決できない問題があれば、消費者センターへ連絡
  • チェーン店の場合、迷わず本部へ連絡

私は何年か前、エステとクリニックで全身脱毛をやりました。

自己処理は必要なくなり肌は綺麗になり大満足しています。

しかし脱毛は本来健康に機能している発毛組織にダメージを与える行為です。

契約する前に、脱毛に関する情報を集める事が大切です。

じっくり考え、誠実に対応してくれるサロンやクリニックを選びましょう。

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