[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="02.png" name=""]2017年4月より、新しいうたのお兄さんに就任した「はなだゆういちろうお兄さん」[/speech_bubble]
11代目、だいすけお兄さんは卒業が決まったときに「だいすけロス」という言葉が流行るほどの大人気でした。
しかし、新しく就任したゆういちろうお兄さんも、実はだいすけお兄さんに劣らず、凄い実力の持ち主なんです！
- ゆういちろうお兄さんのプロフィール
- ママたちからの評判
- 歴代歌のお兄さん一覧表
- うたのお兄さんの守らなければならないルール
などから、ゆういちろうお兄さんとはどんな人物なのか、探っていきたいと思います。
ざっくり言うと
ゆういちろうお兄さんのプロフィール
ゆういちろうお兄さんは、2017年4月3日の放送から出演しています。
まずは、簡単なプロフィールと経歴をご紹介します。
歴代のうたのお兄さんをみても、ひらがなで活動しているお兄さんが多いです。
子どもがわかりやすいように、細かい部分まで配慮されているんですね。
・出身：東京都
・生年月日：1989年12月22日（現在27歳）
・血液型：O型
・好きな食べ物：カレー、ハンバーグ、クロワッサン
・好きな色：青、水色
・趣味：散歩、演劇
・身長：168㎝
・経歴
国立（くにたち）音楽大学 声楽専攻
文学座付属演劇研究所を2017年1月に卒業。
学生時代には、児童合唱団の指導を行う。
27歳での就任は、先代のだいすけお兄さんが24歳で就任したことを考えると遅いですね。
その分、「経験豊富」というのが、ゆういちろうお兄さんの強みです。
特に、文学座付属演劇研究所で磨いた演技力は、表現の豊かさを求められる今の仕事に大きく役立っているといえるでしょう。
ちなみに、文学座付属演劇研究所は、毎年2000人中60人程度しか合格できません。
なんと合格率3パーセント。
過去の卒業生には、女優の鈴木砂羽さんや黒柳徹子さんがいます。
この研究所にいた頃には、たくさんの公演に出演し、経験を積み重ねていきました。
時には、主演になることもあり、かなりの実力がうかがえます。
また、児童合唱団での指導をしていたことからも、子ども好きということが分かります。
さらに、ゆういちろうお兄さんについて知ろうと、インスタなども検索してみました。
残念ながら以前は「花田雄一郎」として、ブログ・twitter・インスタグラムなどのアカウントをもっていたようですが、就任してからは、すべて削除されています。
うたのお兄さんとして、クリーンなイメージを保つため、削除されたのだと思います。
ゆういちろうお兄さんの評判
人気も実力も兼ね備えただいすけお兄さんから、バトンを引き継いだゆういちろうお兄さん。
そのため、就任当初は、特に厳しい目が向けられていました。
かなりのプレッシャーだったでしょうが、口コミを見ていると高評価する人が多いように感じます。
特に評判がよかったポイントを紹介していきます。
舞台で培った歌声
ゆういろうお兄さんは、過去に演劇やミュージカルなど、様々な舞台に出演しています。
・過去に出演したもの
2009年 フジテレビ「フルーツバスケット」
2015年 ミュージカル「DAICHI」 ダイチ役（主演）
2016年 文学座公演「春疾風（はやて）」
イッツフォーリズム公演「A midsummer Night’s Dream 夏の夜の夢」
ひなたなほこ ミュージカル＆ソングス「ひなた号の冒険～時を越えて」
参照元：BLUE MOOD | 築地・汐留のライブハウス＆レストラン BLUE MOOD
舞台を見た人からは、
- 甘い声がステキ
- 情感あふれる力強い声
- 声域が広い
- 伸びのある歌声
- 安らぎの貴公子
など、かなり良い評判だったようです。
たくさんの舞台を重ねて身につけた歌声は、うたのお兄さんになってからも、かなり高評価です。
実際、世のママたちからは、
- 安定感がある
- 優しさあふれる歌声
- あつこお姉さんと声の相性がいい
などといった声が聞かれます。
「うたのお兄さん」と言われるだけあって、歌の実力はさすがです。
ママたちが惚れ惚れするイケメン
多くのママは、さわやか・イケメン・かわいいなど、良い意見が多いです。
年齢の割に幼く見えることから、爽やかな印象を与え、親しみやすいようですね。
中には、ネプチューンの名倉潤、いっこく堂、トイストーリーのウッディーに似ているという意見も。
はっきり言って、写真によっては、見えなくもないです。(笑)
唇の色の薄さも注目されていました。
初回の放送を見ると、確かに心配になるような色ですが…
その後の放送を見る限り、気になるほどではないと思います。
きっと緊張していたのでしょうね。
スタイルは、身長168㎝ということから、男性にしては少し小柄な印象です。
着ている衣装によっては「短足」なんて言われることもあります。
しかし、相方158㎝のあつこお姉さんとのバランスはちょうど良いです。
ちなみに、だいすけお兄さんも171㎝でした。
背が高すぎると、子どもたちに威圧感を与えてしまう可能性もあります。
子どもが親しみやすくなる外見や身長、お姉さんとのバランスなど考えて、ほどよい身長の高さの方をお兄さんにしているのかもしれませんね。
身長の低さやかわいらしい外見も伴ってか、「オネエ」疑惑があがることも。(笑)
実際、そんなことはないようです。
おそらく、線が細く、踊っている時に内股になることが、連想させたのではないかと思います。
またオーバーなリアクションや顔の近くでする身振り手振りなどからも、オネエっぽい印象を受けてしまうのだと思います。
人気上昇中のコーナー「シルエットはかせ」
最近、視聴者から人気が高まっている、ゆういちろうお兄さんのコーナーがあります。
そのコーナーが「シルエットはかせ」。
影をこよなく愛する博士が、影を使ったクイズを出して、こどもの発想力を育てるコーナーになっています。
このシルエットはかせの役が、ゆういちろうお兄さんです。
シルクハットにメガネをつけ、変な形のひげに、長いマント。
見た目も怪しく、クセが強いャラクターです。
このコーナーでは、ゆういちろうお兄さんの人柄が前面に表れ、視聴者を虜にしています。
実は、このコーナーの前は、だいすけお兄さんの「かぞえてんぐ」が放送されていました。
だいすけお兄さんの変顔は非常にウケがよく、人気の理由の一つになっていました。
そのため、ゆういちろうお兄さんにも「おもしろさ」が求められていました。
その期待に応えるべく、初回の放送から変顔に一生懸命チャレンジしたゆういちろうお兄さん。
このコーナーによって、さらにいろいろな表情が見られるようになりました。
その甲斐あって、「ゆういちろうお兄さんはおもしろい」というイメージがつき、人気が高まっていきました。
歴代のうたのお兄さん
| 初代 （1979年10月～1977年3月） |
田中 星児 | のど自慢で優勝し、その歌唱力が認められる。 現在は、歌手・作家として活躍。 歌手のグッチ雄三と従兄弟。 |
| 2代目 （1976年4月～1979年3月） |
水木 一郎 | 本名：早川俊夫（はやかわとしお） アニメソングを中心に活動する。 現在では、アニメソング界の帝王と呼ばれる。 |
| 3代目 （1977年4月～1979年3月） |
たいら いさお | 本名：平伊佐夫（たいらいさお） ポップス歌手としてデビュー後、就任。 番組卒業後は、童謡歌手として活動。 歌手の平浩二の弟。 |
| 4代目 （1979年4月～1981年3月） |
宮内 良 | うたのお兄さんでテレビ界にデビュー。 現在は、童謡やキッズソング歌手、ミュージカル俳優として活躍。さらに、NHK番組の歌唱指導やダンス指導を行う。 |
| 5代目 （1981年4月～1983年3月） |
かしわ 哲 | 本名：柏哲（かしわてつ） 同朋学園大学短期大学部演劇専攻科出身。 番組卒業後は、ロックバンドとして海外公演を行ったり、児童向けの曲の作詞作曲活動を行う。 |
| 6代目 （1981年4月～1985年3月） |
林 アキラ | 本名：小林晃（こばやしあきら） 東京芸術大学出身。 番組卒業後は、ミュージカル俳優として活躍。 |
| 7代目 （1985年4月～1993年4月） |
坂田 おさむ | 本名：坂田栄一（さかたえいいち） 就任前は歌手として活動していた。 現在は、シンガーソングライター。ならびに、白鳳女子短期大学客員教授を務めている |
| 8代目 （1993年4月～1999年4月） |
速水 けんたろう | 本名：谷本敦雄（たにもとあつお） 洗足学園音楽大学出身。 ムード歌謡歌手としてデビュー後、アニメ歌手になり、その後うたのお兄さんへ就任。 現在では、番組へ楽曲提供を行っている。 |
| 9代目 （1999年4月～2003年4月） |
杉田 あきひろ | 本名：杉田光央（すぎたあきひろ） 慶應義塾大学出身。 番組卒業後は、ミュージカルや子ども関連の舞台やコンサート・TVに出演。シャンソンライブの活動を行っていたが、覚醒剤所持で逮捕される。 |
| 10代目 （2003年4月～2008年3月） |
今井 ゆうぞう | 本名：今井雄三（いまいゆうぞう） 劇団四季の出身。 番組卒業後も、TVや映画・舞台に出演し、俳優としても活躍している。 |
| 11代目 （2008年3月～2017年3月） |
横山 だいすけ | 本名：横山大介（よこやまだいすけ） 劇団四季出身。 番組卒業後も、TVなどで活躍中。 |
歴代のお兄さんをみて、懐かしく思われる方もいるかもしれません。
とはいえ、みなさん共通して、華々しい音楽界の道を歩んでいます。
番組卒業後も、音楽界で活躍している方がほとんどです。
うたのお兄さんの実力と人気が感じられますね。
ここでは歴代お兄さんの中で、特に世間を賑わせたお兄さんを取り上げて紹介します。
「だいすけロス」が起こった、だいすけお兄さん
11代目のだいすけお兄さんは、過去1番といってよいほどの人気でした。
全国の子どもからだけでなく、幅広い世相から親しまれていたからです。
特に、子育て世代の母親から人気が高く、番組卒業を嘆く「だいすけロス」現象がおきました。
なぜ、それほどまでにだいすけお兄さんとの別れを嘆く人が多かったのでしょうか。
現在、子育てのことを「孤育て」と表記することがあります。
核家族化が進む中、子育てに悩み苦しむ母親が多いといいます。
夫に相談できなかったり、相談しても協力してもらえないと嘆く人もいます。
そんな中で、毎日朝から明るく優しい笑顔で歌を聞かせてくれたり、「元気～？」と問いかけてくれるだいすけお兄さんを心の拠り所にしていた人がたくさんいました。
ネット上では
- 夫よりも子育てしてもらった
- 優しさがいつもにじみ出ていた
- 変顔や歌に全力投球する姿に力をもらった
- 画面から子どもが好きと伝わってきた
- ママ友の間でも話題になる
など、だいすけお兄さんに癒され、支えられてきたという意見が多くありました。
2017年3月に番組を卒業しただいすけお兄さんですが、その後もTVやミュージカルに出演しています。
ちなみに卒業後すぐに発売されたDVD「おかあさんといっしょ 最新ソングブックわらうおばけ」は、オリコンデイリーDVD総合ランキングで、初登場1位を獲得しました。
2017年7月には、「だいすけお兄さんの世界名作劇場2017」というツアーが関西8か所全17公演組まれました。
それもすぐにチケットが完売し、追加公演が決定するほどの大盛況！
今後も、ミュージカルやコンサート出演をする予定が詰まっています。
だいすけお兄さんの人気は、まだまだ続きそうですね。
覚醒剤所持で逮捕、あきひろお兄さん
9代目のあきひろお兄さんこと、杉田光央さんは、覚醒剤所持で世間を驚かせました。
杉田被告は、逮捕直前まで、新宿歌舞伎町にあるライブハウスで歌手活動をしていました。
ネットでは、覚醒剤所持のウワサをされていたそうです。
そして、2016年4月東京都内で覚醒剤を所持ているところを取り押さえられ、現行犯逮捕されました。
その年の6月14日、初公判で「おかあさんといっしょのコンサートから外され、焦りや孤独感から覚醒剤に手を出すようになった」と発言しています。
その後、杉田光央さんには、懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決が言い渡されました。
うたのお兄さんとして、さわやかなイメージをもっていただけに、世間には大きな衝撃でした。
ネット上でも、子どもの頃見ていた世代から「ショック」という声が多くあがりました。
うたのお兄さんへのイメージを崩したといってもよい事件であったと思います。
現在は、薬物依存者の民間リハビリ施設「長野ダルク」で回復プログラムを受けているとのことです。
また明るくさわやかな、だいすけあきひろお兄さんの笑顔が見られるといいですね。
交通死亡事故を起こしてしまった、けんたろうお兄さん
8代目けんたろうお兄さんは、あゆみお姉さんと歌った「だんご3兄弟」で知っている人が多いかもしれません。
この曲のCDは爆発的にヒットしました。
さらに、レコード大賞や紅白歌合戦にも出場し、一躍時の人となったけんたろうお兄さん。
番組卒業後は、アニメソングを歌ったり、キッズ番組に出演し、さらには舞台俳優として活動の場を広げていきました。
そんな矢先、2011年7月、さいたま市内の仕事場へ向かう途中に、交通事故を起こします。
交差点内で、横断歩道を歩く78歳の女性をはねてしまい、死亡させてしまいました。
本人は「助手席の荷物に気をとられて、脇見をしていた」と供述しています。
さいたま地裁は、自動車運転過失致死罪で在宅起訴しました。
その後、けんたろうお兄さんは芸能活動を控えます。
遺族からは、弁護士を通して「芸能活動を続けてください」と言われたそうです。
翌年、禁固2年・執行猶予3年の有罪判決を受けます。
裁判官からも「今後は仕事に復帰して一層精進するように・・・」と言われますが、本人はそんな気持ちにはなれなかったようです。
現在では、2012年4月に東京都内で行われたチャリティーイベントを機に活動を再開しています。
交通事故後、芸能活動を自粛していたけんたろうお兄さん。
反省の意をしっかりと示し、事故を起こした自分を悔いたことと思います。
今こうして活動を続ける背景には、けんたろうお兄さんの人柄が認められているからだといえるでしょう。
今後の活躍が楽しみですね。
うたのお兄さんの厳しい現実
子どもや世のママたちから注目されるうたのお兄さんは、とても華やかなイメージがあると思います。
しかし、うたのお兄さんになるのは、超難関です。
合格率は、600倍との噂。
一般応募はなく、音楽関係の方向に進んだ人にだけしか募集はかけません。
過去のお兄さんを見てみると、洗足学園音楽大学・武蔵野音楽大学・国立音楽大学・東京芸術音楽などの音大出身者、もしくは、劇団四季がほとんどです。
音楽エリートのみしかなれないことが分かります。
そんな狭き門をくぐって就任したとしても、さらに厳しい環境の中、働かなければならないようです。
19代うたのお姉さん、はいだしょうこさんや、11代うたのお兄さん、横山だいすけさんのテレビでの発言より、その現状をまとめてみました。
アイドル以上に厳しいルール
うたのお兄さん・お姉さんには、非常に細かい制約があります。
具体的には、
- 恋愛禁止
- 他の番組への出演禁止
- 車の運転、スキー禁止
- 海外旅行禁止
- 派手なネイル禁止
- 立ち食い禁止
- 斜め横断禁止
- 歌舞伎町を歩くこと禁止
※ひろみちお兄さんは現役当時恋愛をしていた為、厳密にいえば、世間にばれることがNGなのだと思います。
子ども教育番組の代表格「おかあさんといっしょ」に出演する以上、マイナスなイメージをもたれるわけにはいきません。
恋愛ネタなど、週刊誌に載るようなことはもちろん、日常生活におけることまで、かなり細かく決められています。
子どもの前に立つ仕事ですから、いつどこで見られても子どものお手本になるように生活しなければいけないのでしょう。
海外旅行や車の運転禁止も、かなり自由を奪われている気がしますね。
しかし、うたのお兄さんの代わりは、誰もいません。
旅行中や道中に何か問題が起きて、スケジュールに穴をあけることがないようにしているためでしょう。
おそらく禁止事項はこれだけではないのしょうが、かなり制限されていることが分かります。
過密スケジュール
さらに、うたのお兄さんの仕事は超過密スケジュール！
月～水曜日：番組収録
木曜日：翌週の番組収録リハーサル
金曜日：うたの収録
土・日曜日：コンサート
休みが全くない週もあるようです。
これではプライベートの時間はほぼないと言えますね。
そんな中、いつも笑顔を見せてくれるうたのお兄さんに頭がさがります。
少ない給料
これほど、厳しい環境の中にいることを考えると、給料が高いのかと期待します。
しかし、ここでも厳しい現実。
うたのお兄さんは、あくまでNHKの契約社員の扱いで、月収は約３０万円程度です。
さすがに、この労働条件で、給料が見合っていないように思えます。
うたのお兄さんは、とても厳しい中で、頑張っているんですね。
まとめ
「だいすけロス」で大きなプレッシャーの中頑張る、12代ゆういちろうお兄さん。
しかし、歴代のお兄さん達からのバトンをしっかり引き継ぎ、
ママたちからもイケメン！歌がうまい！と好評です。
もしかすると、数年後には「ゆういちろうロス」が起きるかもしれませんね。
厳しい環境の中で、お茶の間に元気と笑顔を届けなければならない、うたのお兄さんという仕事。
今後もゆういちろうお兄さんの活躍から、目が離せませんね。